素人の観劇日記宝塚, 花組

明日海さんのお披露目で蘭乃さんの退団公演、花組さんの「エリザベート」を見てきました。
もう圧巻の舞台で、闇が広がってました。観に行けて、よかった……。

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

不幸家系のブランシュ子爵令嬢ディオナは、現世での幸せを諦め、来世で幸せな人生を送るために善行を積み重ねることを生きがいにしていた。そしていつか来ると思っていた「借金のかたに父より年寄りの業突張りの商人に嫁ぐ」事になり、その道中妙な三人組に魔界へとさらわれてしまう。そこではナハトと名乗る魔族の王子様が、魔王になるために「聖憐の刻印」を持つというディアナを嫁に迎えるために待ち構えていた。

全編ギャグかと思えば意外にシリアスなところもあり、悔しいけど面白かった……

素人の観劇日記宝塚, 宙組

宙組さんのバウ公演を見てきました。
当初チケットを持っていなかった(前売りで買えなかった)ので私の中ではなかった公演になっていたのですが、観に行くべきだ!と言われて直前に必死になって探したらなんとかなったという、最後まで諦めなければ美しいものが拝めるよ!という公演でした。素晴らしかった……。

作者名 あ行小田菜摘

なりゆきで東宮妃(候補)となった塔子は、東宮妃への道を回避し熊野に戻ることを画策していたが有効な手立てを講じられずにいた。そんな折に、東宮の義理の母である縋子のお召を受けて面会した塔子は、思いの外縋子に気に入られてしまう。東宮の帰京が刻一刻と近付く中、縋子の命令でなし崩しに東宮の殿舎に移ることになった塔子に、いけ好かない左近衛大将が思わぬ提案をしてくる。

縋子さまが良いポジションだった。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行石和仙衣

神が一時休む地・徒野の巫女の雪荷は、最高神・伊宇夜に見初められ、伊宇夜神の巫女として神殿に向かうことになる。しかし、神殿に向かう道中に襲われ、隠れ里の神への生贄として売られてしまう雪荷は絶体絶命のところを炬と名乗る若神に救われる。成り行き上、炬は隠れ里の新たな土地神となり、雪荷は里の巫女として里を豊かにすることを決意する。

古事記をベースにした神と人の恋物語、面白かったです。

本の感想, 作者名 あ行小椋春歌

片田舎でひっそり暮らすライラは、長老から預かった不思議なランプから聞こえる声を聞き、ランプに封じられたという魔神ルーダイナの要望でバスラムの都にランプを連れて行くことになる。しかしその翌日、そのランプを探してやってきたシャルカーン王子とその従者ザインの懇願により、魔術の力を見込まれたライラは悪神にさらわれたというジャスミンを助ける旅に加わることになる。

すがすがしいまでに腹黒かった。

本の感想, 作者名 た行月本ナシオ

星が落ちてくるため大きな被害が生じることがあるが、一方で星の力が人に宿るという<聖降誕祭>で両親を亡くしたキアラは、そこでクラウスと名乗る少年に助けられる。成長したキアラは、念願の「アストロラボス」の研究員となり、星の動きを研究していた。キアラの担当している境界石から大きな被害をもたらす「落星」の予兆を読み取ったキアラは、星の力を宿した神聖士官らとともに現地調査を行うことになる。

研究バカのキアラちゃんの行動がおもしろい。

作者名 か行喜多みどり

19世紀末、奨学金を得て英国の男女共学のパブリックスクールに入学した亜夜子は、ロンドンの街中で彼女を助けた不思議な青年・レイと学校で再会し、かれのファグになることになる。「切り裂きジャック」とも恐れられるレイのファグとして忙しく働くことになる亜夜子は、学園で起きた謎の変死事件の真相を追うレイの手伝いをすることになる。

19世紀末のイギリスというだけで心躍るものなのです。

素人の観劇日記観劇(宝塚以外)

大空さん(宝塚の元男役トップスターさん)の宝塚卒業後の舞台、3作目にして初めて見てきました。

本の感想, 作者名 は行文野あかね

イーノットと突如連絡が取れなくなってしまったケイトだが、大学での勉強は容赦なく進んでいき、イーノットと会えない日々が続いていた。そんな中、ケイトとリオは帰宅途中にケイトに対し「棺の手帳」を要求する少年を保護する。「革命派」の首謀者の息子ということを聞き出したふたりは、イーノットを頼り軍部に向かうことにする。

イーノットさんったら。