本の感想, お気に入り, 作者名 な行薙野ゆいら

留学生としてソフィアとアレクシスの前に現れたルーカスは〈闇の書庫〉に敵対する〈黄昏の処刑者〉の構成員だった。ソフィアの持つ力と、アレクシスのその出自から二人を勧誘するルーカスに対し、シリスから密命を受けた二人はルーカスの話に乗る素振りを見せることになる。

綺麗にまとまった良い最終巻でした。

本の感想, 作者名 や~わ行・他梨沙

訓練船・ルティアナ号は演習のために無人島に向かい、訓練生たちはそこで3日間の学年対抗のサバイバル戦を行うことになる。サバイバル戦の中、訓練生たちは謎の襲撃を受け、さらにエダはチームを組んでいたキースとともに、島の原住民に囚われてしまう。

エダに感化されたか、だんだんキースが可愛く見えてきた……

本の感想, 作者名 さ行瀬川貴次

傷心の家付き幽霊・源融(元時代をときめく貴公子)を慰めるため、自邸の庭で宴を開くことにした見習い陰陽師の道冬だが、宴の最中に庭に突如百鬼夜行があらわれる。百鬼夜行に融と「畳」が巻き込まれてしまい、二人を助けるために奔走する道冬だが、今度は道冬自身が百鬼夜行に飲み込まれてしまう。

畳が掛け値なしに正ヒロイン。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行涼原みなと

由緒はあるがお金はない子爵令嬢エデレイドは、成金の御曹司との結婚話を回避すべく、一攫千金を目指して競馬場に向かい、そこで「黒旺号」に魅了される。そして、競馬場で夢敗れたエデレイドには、成金との縁組に変わりなぜか名門でしかも黒旺号の馬主のアンブロージオ侯爵との結婚話が用意されていた。政略結婚と納得ずくで嫁ぐことになったエデレイドは、侯爵が黒旺号を売ってしまったことを知り、侯爵に借金をして黒旺号を買い戻し、その借金を返すために身分を隠して騎手として黒旺号とレースを挑むことになってしまう。

エデレイドの前向きさが清々しかった!

本の感想, 作者名 や~わ行・他梨沙

人には見えないモノが見えてしまう霊感女子高生・刻子は、なし崩し的に出演することになったテレビの心霊番組で、同じくゲスト出演者であったイタリア人の美形エクソシスト・ジャンに公開プロポーズされてしまう。さらに日本(アニメ)オタクのジャンはこれを機に日本にしばらく滞在することにしたらしく、止むにやまれぬ事情でアルバイトかつ居候として刻子の家に滞在することになる。

イケメンアニオタエクソシスト……ごちそうさまでした。

本の感想, 作者名 あ行雨川恵

闘技場で試合を盛り上げる存在である「剣ノ舞姫」のルーナは、宴での剣舞を請われて貴族の館に向かうが、なぜか皇宮騎士の追われるはめに陥る。逃げ込んだ先で出会った謎の青年イシュトに助けられたルーナだが、イシュトは昔からルーナのことを知っているらしく、しかもルーナに愛を告げて……

ルーナがおっとこまえ。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小田マキ

フォーサイスとの溝をなかなか埋められずにいたブルーデンスは、フォーサイスに不信を植えつけると分かりながらも兄の危篤の知らせに実家に駆けつける。一方のフォーサイスは、元副官の面影を追いながらも、ブルーデンスに惹かれているという事実にようやく気づき始める。そして、フォーサイスの命を受け、ブルーデンスの身元とブルースの行方を探しに隣国に向かったライサチェックは、「ブルースの死」の真実を知る。

おいしいのに!そこが一番おいしいところなのに!(とか言いながら面白かったです)

本の感想, 作者名 ま行村田栞

楓牙らの活躍で、鬼方との戦いで一時劣勢であった殷はもりかえしていたが、晄はなかなか終わらない戦に心を痛めていた。早く戦を終わらせるために鬼方の王の元に単身乗り込んだ晄は、争いのない世の中のために王になることを決意する。一方、晄の中の共工の気を封じ込めるために呪具づくりに励む舜は、体の不調を感じていた。

おにいちゃん!

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行小田マキ

性別を隠し騎士団の副隊長を務めていたが、親の命令でその騎士団をやめ、今度は女としてある有力貴族の当主に嫁ぐことになったブルーデンス。大切な人のために命令を受け入れ間諜として嫁ぐことになるが、嫁ぎ先が元上司のフォーサイスである上に、フォーサイスの仕事仲間であった時とはまるで違う冷酷な対応にブルーデンスは……

こ、これは……!(大層好みでした)

本の感想, 作者名 さ行村沢侑

悪い魔女に捕まり猫に変えられた上に使い魔としての訓練を強制されていたアーシェは、魔女の隠れ家に踏み込んだ騎士団に助けられた。これで元の姿に戻れるかとおもいきや、アーシェは猫のままで騎士団の副団長ライトリーク預かりのロイヤル猫になってしまう。しかも、ライトリークは猫のアーシェを溺愛し、アーシェもライトリークに好意を抱くようになる。

猫にそこまでするか…(面白いです)。