ヴェルサイユ宮殿にいる夢、雪山で逃避行をしている夢、そして修道院で同年代の少女たちと錬金術の研究を続ける夢を見続けるセラフィーヌは、ある日目覚めたとき錬金術師のカリオストロ伯爵に保護されていた。「頭の中の小さな箱」にしまいこんだ記憶以外を失っているセラフィーヌは、記憶を取り戻すためにセラフィーヌがいたというR修道院に行くために、カリオストロ伯爵の手伝いをすることにするが……
不思議な空気に包まれた物語でした。
少女小説中心の腰抜け読書感想文サイト。たまに観劇(主に某歌劇)の感想が混ざっていたこともありました。
不思議な空気に包まれた物語でした。
大河ロシアもの、読み応えがありました。
コバルト流のアナスタシア伝説の真相を描いた一作、面白かったです。
言葉にうまくできないのですが、こういうのがあるからコバルトは読むのがやめられない。