鸞の王女・孌鳥は弟で次期国王である琲虯の反抗期に頭を悩ましていた。そんな中、父である国王が倒れたという知らせを受けるが肝心な時に琲虯がおらず、あまつさえ孌鳥のもとに琲虯をさらったという盗賊から琲虯を返してほしくば一人で取り返しにこいという伝言まで受けてしまう。琲虯をさらったのは、亞心王と名乗る不思議な青年で、彼と孌鳥は王宮の中で出会ったことがあった。
もうそろそろ来るかなぁ、と思っていたら、切ないお話でした。
少女小説中心の腰抜け読書感想文サイト。たまに観劇(主に某歌劇)の感想が混ざっていたこともありました。
もうそろそろ来るかなぁ、と思っていたら、切ないお話でした。
いやいやこれはこれは(意訳:おもしろかったです)。
玉珥の不思議な縁の物語。
これは悲恋か、悲恋なのか!といろんな意味でドキドキしながら読んでました。
つかめない王様に振り回される王女様。王道だ……!
何とも切なく、そして幸せなお話。