作者名 は行ひずき優

教会から異端扱いされている「香り使い」としてひっそりと下町で商売を営むミリエルだったが、街中で偶然助けた公太子であるセヴルスに弱みを握られ、体調が優れないセヴルスを香りの術で助けるために期間限定の恋人役を引き受けることになる。

可愛らしいお話と見せかけて辛いところもありました。

本の感想, 作者名 は行ひずき優

ディジエ商家の娘フィリアは、持て余した時間を有効に活用するために慈善活動を行っており、いつしか「セレンツィアの聖女」と呼ばれるようになる。そんな彼女の元を、新規にセレンツィアの最高行政官になったアレクシス王子が訪ねてくる。アレクシスは「聖女の支持」を後ろ盾に足場を固めるため、彼の着任のお披露目のための舞踏会へのフィリアの出席を要請する。3日間の活動へのアレクシスの参加を出席の条件としたフィリアがアレクシスと過度に接近しないよう、フィリアのお目付け役たちがあの手この手で邪魔をしてきて……

なんのかんので一番不幸でお笑い担当が王子様だった件について。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行ひずき優

困窮にあえぐ北の田舎・ペルナウのアンフェルト伯爵令嬢リゼットは、里帰りした義兄ユリウスからジークハルト大公が執り行うという花嫁探しへの招待状を入手する。冬を乗り切るためにと、領民たちと王都カナウスに向かったリゼットだが、ジークハルトは人嫌いかつ冷徹な大公として恐れられていて……

ドタバタ嫁取り物語、面白かった!

本の感想, 作者名 は行ひずき優

名門ホテル「アスターパレス」のホテルオーナー業の修業の一環としてフロント係の仕事を始めたキヨは、キヨが想いを寄せるアーウィンのもてっぷりにやきもきしつつ、周囲に助けられながらなんとか日々を過ごしていた。ある日、アスターパレスホテルに巷で話題沸騰の王子様が宿泊することになる。とある理由から滞在を引き延ばしたい王子様は、キヨに一目惚れをしたという狂言にキヨを巻き込んでくる。

キヨを巡る泥沼化と思えば、アーウィン方面で泥沼の開始。

本の感想, 作者名 は行ひずき優

両親を亡くし、叔父の家で肩身の狭い思いをしてくらしていたキヨの元にとアーウィンと名乗る青年が訪ねてくる。アーウィンが言うには、キヨの父は異国の貴族で、キヨには父から残された莫大な遺産の相続権があるらしい。父母と過ごした想い出の地・夜来香にアーウィンと共に向かったキヨは、幼い頃の想い出の君を捜すのだが……

シンデレラストーリー+初恋の君はどこへ?というお話でした。