本の感想, 作者名 か行香山暁子

義母エマにたたきつけられた現実に王子との縁談をあきらめた美春は、今まで通りランプリング家での家事をこなす日々に戻る。時を経ずしてある日父親ジェイクの乗った船が難破し、ジェイクが行方不明になるという事件がもたらされる。ジェイク行方不明の報にエマは寝込んでしまう。ランプリング商会を守るのは自分たちしかいないと美春と義姉アネットは立ち上がるのだが……

本の感想, 作者名 か行香山暁子

豪商ランプリング家の娘美春は母亡き後、父の再婚相手であるエマとその連れ子の姉二人にいじめられながらも強くたくましく日々を暮らしていた。そんなある日、王子様が結婚相手を探すために舞踏会を開くとい知らせが国中にもたらされる。義姉とともに舞踏会に行く準備をしていた美春だが、土壇場になって行くことができなくなってしまう。しかし、美春の名付け親である仙女のゼルダの助けを借り、義母や義姉に内緒で舞踏会へ参加できた美春だが……

本の感想, 作者名 か行香山暁子

婚約者から逃げ出すために駆け落ちをしたが駆け落ちにも失敗して田舎街にたどり着いたイギリス名家のシャロンは、使用人として謎の青年の家に強引に居座る。昭和初期の東北の農村でお嬢様学校の生徒に対抗し、立派な「お茶会」を開くと宣言してしまった千恵はお茶会の準備に奔走する。そして、現代では、彼氏がいるのになかなかうまくコミュニケーションがとれない結子は謎のりんごの精にとりつかれてしまい、りんごの精のとある「復讐」につきあわされてしまうのだが……。