本の感想, 作者名 か行倉吹ともえ

アイリスをカミ・ザイオネルから引き離そうとあの手この手を駆使する少女カミ・シュシュ。シュシュの陰謀によりある呪いにかかってしまったザイオネルは、いつもと正反対のことをしてしまうという状態に陥ってしまう。

レジーがやっぱり報われない。

本の感想, 作者名 か行倉吹ともえ

「カミさま」ザイオネルと、ザイオネルを見張るという名目で彼と旅を続けるアイリスは、ファッションの都ハランで「全国衣装付け侍女大会」なるものに巻き込まれてしまう。そこでは、アイリスを連れ戻そうとするレジーの手先と、そしてアイリスに求婚している隣国の王子までいて…。

レジーの報われなさっぷりがおもしろい。

本の感想, 作者名 か行倉吹ともえ

「株とカミには手ぇ出さない」―そんな母の教えを受け継ぎ、安易にカミに頼ることなく生きることにしているランズーカの王女アイリス。しかし、国の未曾有の危機を前に、父王がついにカミ頼みに走ってしまう。父王の祈願成就の代わりに貢ぎ物としてカミに捧げられることになったアイリスだが、父王が願をかけたカミはカミの中でも悪名高いザイオネルであった。父の願いをいっこうに叶えようとしないザイオネルに対し、アイリスはあの手この手で祈願成就を目論むのだが……。