本の感想, 作者名 ま行前田栄

筆頭巫女に第一王子と告げられてしまったトゥルラクは、国王暗殺容疑を晴らすために「神の裁定」と呼ばれる儀式を受けることになってしまう。相変わらず逃げ出す機会をうかがっていたトゥルラクだが、機会を逸し、気がつくと裁定3日前の神殿に。そこで、パシュルーナ神との対面を果たしたトゥルラクは、パシュルーナ神の真実を知る。

神様……。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行前田栄

国王主催の宴席を抜け出したところで有力貴族の暗殺計画を聞いてしまうトゥルラク。有力な第一王子候補街道まっしぐらなことに危機感を覚えた彼は、その貴族を助けることで自身を第一王子候補から外すように働きかけるという素晴らしい計画を思いつく。

いろいろびっくりな展開だ(特に6話)。

本の感想, 作者名 ま行前田栄

「悪徳貴族」ヒルクィットに「行方不明になった第一王子候補」として担ぎ上げられたトゥラルクは、王都に向かう途中立ち寄った街で「温かい食べ物」を求めてお忍びで街に繰り出していた。そして、お忍び先で必ずといっていいほどトラブルに見舞われるトゥラルクは、ヒルクィットに嫌みを言われながらも、困っている人たちを見捨てておけず、手助けしてしまう。

トゥラルクのツッコミが楽しいです。

本の感想, 作者名 ま行前田栄

山賊の頭領の養い子として育てられてき、養父のあとを継いで頭領となったトゥラルク。中央や神殿と全く関係のない人生を歩んできたはずだったが、ある日彼の山賊のアジトにやり手の青年貴族ヒルクィット卿の兵がやって来、トゥラルクは捕らえられてしまう。ヒルクィットはトゥラルクを行方不明になった第一王子として中央に連れて行くというのだが、そんな自覚が全くないトゥラルクは……

本の感想, 作者名 ま行前田栄

全てのヴァンパイアに敬われているという『始まりの御方』の招きを受け、ヘンリーにヴァンパイアの国である『根の国』に連れて行ってもらったミカエラと『J・C』、そしてウォルフに連行される形となったカールは、御方から世界の秘密を聞く。そして、エリオットの約定破りの始末の方法を決めるためにエリオットとカールが戦うという方法が御方より提案され、カールはエリオットと最後の決戦に臨むこととなる。

本の感想, 作者名 ま行前田栄

『J・C』の怪しげなコレクションのひとつのタロットカードに触れてしまったがために、カードの巫女と認識されてしまったミカエラ。穏やかな日々を過ごすことを望むミカエラは、面倒事には巻き込まれたくないと巫女になることを拒否するが、彼女の前にやっかいな人物が現れる。

本の感想, 作者名 ま行前田栄

両親から引き離され、後継者争いの”エサ”として豪華な屋敷で幽閉生活を送っているパウロは、ある日、埃まみれの本を見つける。その本の中から現れたのはミニサイズの≪幽霊もどき≫のフィラレテス。フィラレテスは400年前の錬金術師で、悪魔の書に囚われてしまったという。悪魔の書のマスターに選ばれてしまったパウロは、フィラレテスを本から解放するために400年前の”その日”のプラハで悪魔の書奪還のミッションを実行することになる。