本の感想, 作者名 さ行縞田理理

両親と死に別れ、伯母の家に身を寄せるメルには誰にも言えない秘密があった。左腕に突如現れた謎のできもの、これが原因で畸端審問官に連行されるかもしれないと日々おびえるメルは、市場で審問官に見とがめられたところを変わり者と評判の大公家のアラストリナ姫に助けられる。アラストリナに恩返しするため、城に上がることを決意したメルは、読み書きの師匠であるトレガーに教えを受け、城に上がるだけの体裁を整えて……

がんばる女の子はよいものだ。

本の感想, 作者名 さ行縞田理理

エレンの弟コーディがケヴィンの生まれ変わりではないかと疑ったキャスは義母タニアに虐げられているコーディを勝手に連れ出す。キャスから不穏な連絡を受けたコリンは、エレンとトッドと三人でキャスの足取りを追うことにする。

綺麗な大団円で満足です。

本の感想, 作者名 さ行縞田理理

キャスパーはあることを確かめるためにコリンの住むフラットを訪れるが、あいにくコリンは留守にしていた。折良く居合わせた≪アシュトン・テラス≫の住人アーウィンの「お手製」料理を食べてしまったキャスパーは前後不覚に陥り、本性の竜となった姿を同じく≪アシュトン・テラス≫の住人・エレンとトッドに目撃されてしまう。一方、コリンは大スクープを手に入れるためにとある人気バンドのボーカルが引き篭もっているという郊外の屋敷を張り込むことにするが……。

≪アシュトン・テラス≫の面々がとてもいい味出してた!

本の感想, 作者名 さ行縞田理理

スクープを夢見て日々さまよう駆け出しの記者コリン。平和なロンドン市街で見かけた信じられないくらいの美形の男が幼い男の子に次々声をかけているのを目撃し、記者魂から彼の追跡取材を開始する。なんとか彼(キャスパー)との接触に成功したコリンだが、信じられない胃袋と怪力を持つキャスパーの姿にさらなる取材を続ける事を決意する。

ロンドンだー、ロンドンだ!

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行縞田理理

博物画家志望の青年エラードは実家から勘当されるのを回避するために、近くて遠い未開の地「フーバニア」に単身探索に向かう。方々の体でたどり着いたフーバニアの村は、エラードの知識の中のフーバニアとは違いとても友好的で、すばらしい土地だった。フーバニアの人々と交流し絆を深めたエラードは母国カリカテリアに戻るが、エラードの報告したフーバニア探索の結果からカリカテリアの魔の手がフーバニアに伸びる。

本の感想, 作者名 さ行縞田理理

退職届を残して突如姿を消したカートを追って、ジョエルはカートの故郷に向かう。カートの母親が経営する吸血鬼だけを集めた娼館に乗り込んだジョエルはカートの説得に乗り出した。そして、二人の話し合いが平行線をたどる中、突如カートの父親クラウスが現れる。ふざけた態度の中にも逆らえない何かを感じさせる強力な吸血鬼であるクラウスにカートはあらがえずに……

本の感想, 作者名 さ行縞田理理

カートとジョエルの行きつけの店≪十字路≫亭の看板ウェイトレスが種族を偽ったというパッシング禁止法違反で逮捕されてしまう。一見しただけでは人間にしか見えないサブリナだが、彼女の五代前に≪サイレン≫がいたという。何とか彼女を救おうと奔走するカートとジョエルは、ジョエルの馴染みの弁護士デヴローにサブリナの弁護を依頼する。