本の感想, 作者名 た行高丘しずる

借金返済のために田舎からでてきて後宮に入り宮女見習いになった露露。幼なじみの初恋の少年・寒月を捜すという真の目的を果たすべく、空き時間に寒月を探す露露だが、なぜか寒月は男子禁制の後宮で死亡しており、しかもその名前を出すことは禁忌だという。落ち込む露露だが、彼女の前には死んだはずの寒月が現れて……

ガッツのある女の子の後宮サクセスストーリー?しかしラブが足りない。

本の感想, 作者名 た行高丘しずる

昔なじみのフーゴの最後の依頼からとある人物を助けだすことになったセットだが、同時に謎の高貴な人物より贋金作りの犯人を暴くように依頼を受ける。不審に思いながらも、救出と捜査のためにハルネスの地に向かうことにしたセットは、王女としてハルネスを視察中のエリーザベトと遭遇する。エリーザベトは以前たこ殴りにした貴族との和解のためにハルネスに滞在中だったのだが、なにやら王位を狙う陰謀に巻き込まれて……

本の感想, 作者名 た行高丘しずる

王都に戻ったエリーザベトは、セットを探すために街をさまよい偶然セットの顔なじみらしい美女・メルタを助ける。彼女の用心棒として職を得たエリーザベトはメルタを訪ねたセットと無事再会するが、王都を騒がす「逃がし屋」「運び屋」の捕り物事件に巻き込まれる。

本の感想, 作者名 た行高丘しずる

「神は跪き、悪魔ですら魂を捧げる笑顔の美しい女」が運命の女であると幼い頃に出会った占い師に告げられた傭兵のセットが街中で救ったのは一見少年の不思議な少女エリーザベト。生来の面倒見の良さを発揮してリドホルム王国の王太子を自称する奇妙な少女に振り回されるセットは、途中天才密猟少年アルノルトも拾ってしまい、奇妙な旅を始めることになる。