トワイライト2 血は哀しみの味 / ステファニー・メイヤー
かなり久しぶりになりましたが、読みましたトワイライトの2冊目。別に途中で脱落してたわけじゃないです。何事もタイミングです。
この巻、最初から最後までベラとエドワードのらぶっぷりを拝むためだけにあると言っても過言ではないくらいらぶかったです。吹っ切れたふたりのお熱いことお熱いこと。ここ最近読んだ本の中でもたぶん一番。粉砂糖とチョコレートでごてごてにトッピングしたショートケーキ(そんなもんあるんかいうツッコミはなしの方向で)を黄金糖のような激甘紅茶で流し込む感じ。あー、お腹一杯(注:こういうの大好きです)。アメリカのティーンエージャーのラブ思考についていけないと感じたのも事実(笑)。しかし、何のかんの言ってもベラのドキドキ感もエドワードの「好きな人の血を吸いたいけど吸いたくない」という命題に悩み続ける姿も良かったです。
この物語の吸血鬼像もなんだか興味深いですね。太陽の光が当たったら超○○が超絶○○になるらしい(途中あまりにも熱々っぷりに流し読みモードになっていたので断言はできない)というのは、なるほど、と。エドワード一家の謎も明かされ、一家の皆さんがちょっと近く感じられるようになりました。中でもアリスはなんだか気になるなぁ。もっと喋ってほしいな。
そして、第1シーズンラストの第3巻はなにやらベラをめぐっての大バトルに発展するっぽいですね。最後の予告が上手いなぁ、と。続きも楽しみです。
トワイライト2 血は哀しみの味
ステファニー・メイヤー/小原亜美(訳)/ゴツボ×リュウジ(イラスト)
ISBN:978-4-7897-2633-7
ヴィレッジブックス(2005.08)
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