布製ブックカバーを作ってみた
「ないのなら、作ればいいのよ!」
新書用のブックカバーがないないと騒いでいたら、脳内マリーアントワネット様らしき人から天啓を頂いたので一念発起して作りました。制作時間は一つめ1.5時間弱、二つめは45分くらい。制作者の縫い物スペックは、家庭科の縫い物は得意でした(それ以来、ボタン付けをのぞきまともに針をさわったことがない……)
以下、なんだか第二弾も作りそうな自分のためのメモ。
<作り方の参考にさせていただいたサイト>
- kosode草紙さん―布製ブックカバーの作り方
- 世界の果ての図書館さん―布製ブックカバーの作り方(ハードカバー版)
主にこのふたつ。その他、グーグル先生で「布製ブックカバー」と検索して出てきたサイトとかいろいろいいとこ取りで。
<最低限必要なもの>
布-表用と裏用と2枚、バンド用の布
針、糸、ミシン(があればばびゅんとできる)、はさみ、アイロン一式
<新書サイズの寸法>
(※クリックしたら大きくなります)(単位はcm)
※縦18.2cm×横11.4cm×分厚さ1.5cm幻狼ファンタジアノベルが入る仕様です。今私が持っている新書で一番大きなサイズなので、これが入れば他は余裕です(というか、試してみたところ他のにはちょっと大きすぎるかも)。幻狼ファンタジアノベルは書店の新書用紙ブックカバーでも小さくて入らないので、ブックカバーを作ろうと思った原動力。
<テキストサイズの寸法>
(※クリックしたら大きくなります)(単位はcm)
※縦15cm×横21cm×分厚さ1.5cm~2.5cmのA5サイズ?のテキストで使えるサイズにしました。縦が少し大きめなのでもう1cm弱小さくしてもよいかも……?
<制作過程の様子>
とりあえず布は一旦洗ってから使う。洗うときに洗濯糊などつけてみたらしゃきっと仕上がってできあがりもしゃきっと……したような気がします。
そして布を切って裏と表二枚、バンド用の布(表用の布にした)を準備
まずはバンドを作る。表を内側に合わせた二枚の布を合わせて二辺縫って作ってもいいし、一枚の布を表を内側にして半分に折って一辺だけ縫ってもいい。バンドは細すぎると表返すのに非常に苦労するので、半分折りで作る場合なら5cmくらいの太さがあった方がいいと思う(上記イラストのバンドは一枚縫いの場合)。
次に、二枚の本体用布の表を内側にして、表にかえしたバンドを間に挟み込んでミシンでだーっと縫う。縫い代多めに取ってるのでちょっとくらい内側に入っても大丈夫だったけど、縫い位置等の縫い方等は作り方サイトを参照。最後裏返しにするために出入り口を開けておくことを忘れずに。バンドの取り付け位置は、左から6cm分いったところ+2~3cm?
ここで、バンドは少し長めにしていたので長すぎる部分はじょきっと切ってしまう。
くるっと表に返して、出入り口を手縫いでまつって、最後にもう一度表側からミシンで一周縫う。面倒くさかったのでミシンで縫ったんですが(白糸でもおかしくない布だったので)、色糸でかわいらしく縫ってもかわいいかもです。で、アイロンかけてできあがり!
ジャスト幻狼ファンタジアノベル仕様で大満足です。テキスト用はちょっと大きかったけど使う分には支障がないのでこれでいい。しかし、新書用はジャストすぎてもう少しでも小さければターゲットの新書が入らなかったという危険性が……もう数ミリ大きく作っても良かったかも。
<今後のための注意書き>
- お願いだからまっすぐ縫ってください。
- 面倒くさかったから型紙取らなかったけど、型紙取って作った方が絶対きれいだと思うので数作るのであれば要検討。
- 次に作るときは、接着芯を使って補強して作りたい。