どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。1 / 六つ花えいこ

どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。1 / 六つ花えいこ お気に入り
「湖の魔女」として王都の外れの森の奥深くに住むロゼは、ある日王宮騎士ハリージュ(片思い相手)から惚れ薬を作るよう依頼を受ける。惚れ薬に必要な材料が足りないことから、ハリージュが不足している材料を調達することを条件に依頼を受けたロゼは、小出しに必要な材料を伝えていた。

(面白くて)呼吸困難になりながら読んでました。

私の周囲で大流行のラブコメ少女小説、みかこさん大絶賛だしこれは乗り遅れるわけにはいくまいと読んだところ、想定より早く読み終わった上に気がついたら2巻((2冊で完結、とのこと。1冊目だけでも十分お話はきれいにまとまっていますが2冊目もあるのは嬉しい!))のDLを開始していました。まあそうなるわなっていうくらい面白かったので、少女小説のラブコメ好きな人は必見ですねこれ。((ここで感想終わらそうともちょっと思った))

4年前から密かに恋心を寄せる王宮騎士のハリージュから惚れ薬の注文を受ける、という開始早々ヒロインのロゼが失恋(自認)するところから始まる物語なのですが、失恋(自認)しているにも関わらずハリージュの行動に一喜一憂するロゼのかわいいことかわいいこと。とある出来事から一方的にハリージュを認識し、そのまま何らかの進展なしに想いを寄せ続けていたロゼが、惚れ薬の材料を届けるためにロゼの庵にやってくるハリージュと接する事により、更に想いをつのらせてに翻弄される様子が面白いのです。餌付けされるロゼがかわいい。とにかくロゼがかわいい。そして対するハリージュもなんのかんのとロゼにほだされていく様子がいいんですよねぇ……お貴族様の上から目線、ではあるのですが上から目線の理由は朴念仁であるところも影響しており、嫌味なくてイケメン。見た目もイケメンだけど中身も超イケメン。これは良いイケメン……。

いやもう全般に渡って胸キュン床ローリングシーンがてんこ盛りで呼吸困難になるかと思いながら読んでたんですが、なかでも破壊力が高かったのは、好きな相手に惚れ薬を使われる(使ってしまう)というという展開。しかも2回。1回目だけでもひぇぇぇぇと思いながら読んでたんですがそれが2回(方向違うけど)もあるんですよ、辛い(いい意味で)。((せっかくなので書きますが物語のキモ部分でもあるかなと思いますので文字を背景色にしときます))

人との接触が最低限だったロゼが、ハリージュと関わることで少しづつ世界を広げていくところもいいなぁと思いながら、ほっこり幸せ気分になれるよいラブコメでした。2巻も楽しみ~。

どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。1
六つ花えいこ/Vient
MノベルスF(2019.10)
amazon/honto/BOOKWALKER

コメント

  1. まつもとかなめ より:

    お久しぶりです。
    こちらのエントリを読んで、1巻を早速購入、読了しました。
    二人の関係をニヨニヨしながら読みました(笑)。
    2巻目も購入済みです。
    (最近、Kindle積読本が増加中です。物理的スペースを取らないだけに始末が悪いかも(汗))

    • さり@管理人 より:

      こんにちは、お久しぶりです。
      良いニヨニヨストーリーでしたよね、たまらないです。
      私も電子書籍で積みに積んでいるので読むものには困らないんですけど、将来への発刊への投資ということでこのまま投資し続けようと割り切りました……

      • まつもとかなめ より:

        2巻を読み始めたところですが、これまた良いニヨニヨの予感です(笑)。

        将来への発刊への投資という考え方には同意いたします。
        紙書籍について、新刊は出たらすぐ買っておいて、あとで一気読みとかよくやってたので、電子書籍も同じですね。ただし、紙書籍の時には「置き場所がない」というのが購入への障壁になってたので、それがなくなった分、購入量が増えております。そんなこんなで、ライトノベルと漫画に関しては、ほぼ電子書籍に移行しました。

        • さり@管理人 より:

          反応が遅れまして、申し訳ありません……!

          私は地理的な問題もあるのでほぼ完全に電子書籍に移行していますが(電子化しないものだけ帰省時に確保)、たぶん地元に帰ってもこのまま電子書籍メインかなという状況ですね。置き場所がやっぱり一番問題だったので、その問題に全く迷わなくていいというのも大きいです。ただ、電子書籍ストアは2つくらい併用してるのでたまにどっちで買ってるシリーズかわからなくなってたまに重複購入してるのが……(これも投資と・笑)。

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