本の感想, 作者名 か行今野緒雪

鸞の王女・孌鳥は弟で次期国王である琲虯の反抗期に頭を悩ましていた。そんな中、父である国王が倒れたという知らせを受けるが肝心な時に琲虯がおらず、あまつさえ孌鳥のもとに琲虯をさらったという盗賊から琲虯を返してほしくば一人で取り返しにこいという伝言まで受けてしまう。琲虯をさらったのは、亞心王と名乗る不思議な青年で、彼と孌鳥は王宮の中で出会ったことがあった。

もうそろそろ来るかなぁ、と思っていたら、切ないお話でした。

本の感想, 作者名 か行片瀬由良

体の弱い幼馴染の病気を治すため、薬師を目指すアルマは経験をつむために出てきた都で早速トラブルに巻き込まれる。そこで出会ったのは、なんと当の幼馴染のマティアスで、しかも医者になって病院を開いているという。やむにやまれぬ事情でマティアスの病院で働くことになったアルマは、マティアスを陥れようとする殺人事件に巻き込まれてしまう。

なんだか若干いろいろ物足りなかったけど、最終的に転がったのでよしとする。

本の感想, 作者名 か行喜多みどり

ユリエルを救うために悪魔の花嫁として地獄へ行くことを選択したコンスタンティンは、地獄の悪魔の城で物足りないながらも穏やかな日々を過ごしていた。一方、コンスタンティンが去ったサクスでは、サクスを手に入れようとするサイラス司教が、領主を破門するという一手を打ち出していた。

最後の最後に悪魔のターンだったけど最終的には痛み分け(笑)。

本の感想, 作者名 か行今野緒雪

鸞の宰相の次男坊・山樝は、夢の宮から出られないはずの王に見込まれ、お忍びで麓国に行くという王の警護を務めることになる。麓王から花嫁を貰うという鸞の王らしき人物は、月季と名乗るなにやら不思議な少年。山樝は次第に月季に惹かれていき……

いやいやこれはこれは(意訳:おもしろかったです)。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行木村千世

蒼刻のいない間に太子・天祥からの依頼により天祥の「幽鬼」がらみの護衛をすることになった朧月は、天祥に無理やりつれられる形で睡蓮古城と呼ばれる、近年観光地として名をはせる街に向かう。途中で追いついてきた蒼刻と、天祥の護衛のためにやってきた呂将軍、そして怪しげな「情報屋」と名乗る青年ととある事件を調査することになる朧月だが、前回のひと悶着から蒼刻との関係は少々ギクシャクしており……

蒼刻、ちょっとゆっくり話を聞こうか!という気分でした。

本の感想, 作者名 か行今野緒雪

王宮に出入りする装身具屋は、次代の鸞王と目される青年からとある依頼を受ける。しかし、その依頼を受けられないとする装身具屋は、ある玉珥にまつわるいくつかの物語を青年に語る。

玉珥の不思議な縁の物語。

本の感想, 作者名 か行今野緒雪

十年前に結婚の約束をした鸞王である蒼鷹のもとに嫁いだ萃の王女瑠璃だが、蒼鷹は十年とは別人のように変わっていた。恋愛結婚だと言い張る瑠璃に対し、あくまでも政略結婚だと突き放す蒼鷹。蒼鷹の心変わりには王家のある秘密が隠されていた。

これは悲恋か、悲恋なのか!といろんな意味でドキドキしながら読んでました。

お気に入り, 作者名 か行香月沙耶

キルラと二重契約してしまったラウラとヒューバート。ヒューバートのヴァハラが返ってきたことにより、キルラとヒューバートの誓約を解除を試すことになるが失敗する。そんな中、軍を束ねるミルドレッド元帥からヒューバートに呼び出しがかかったため、ラウラはヒューバートと共に「姫元帥」と呼ばれるミルドレッドの居城に向かう。

やっぱりキルラかわいいなぁぁぁぁぁ!

本の感想, お気に入り, 作者名 か行香月沙那

ラウラはある目的のために、ヴァハラと呼ばれる聖獣(のようなもの)との契約の儀式に臨む。近年、ヴァハラとの契約できる人数が減っている中で、ラウラはキルラという名の少々変わったヴァハラと契約できたが、キルラは儀式の場に乗り込んできたヒューバート将軍との二重契約を許してしまう。二重契約のため、ラウラはヒューバートと離れられなくなってしまい……

キルラが!可愛すぎて!鼻血!

本の感想, 作者名 か行今野緒雪

鸞に滅ぼされた剋の王女は、復讐のために鸞国王昭寧の後宮に入る。機会をつかんで王を手にかけようとした王女だが、あえなく失敗。しかし、王は王女を許し、願いを叶えてくれるなら命を差し出すとまでいいだして……

つかめない王様に振り回される王女様。王道だ……!