本の感想, 作者名 さ行村沢侑

悪い魔女に捕まり猫に変えられた上に使い魔としての訓練を強制されていたアーシェは、魔女の隠れ家に踏み込んだ騎士団に助けられた。これで元の姿に戻れるかとおもいきや、アーシェは猫のままで騎士団の副団長ライトリーク預かりのロイヤル猫になってしまう。しかも、ライトリークは猫のアーシェを溺愛し、アーシェもライトリークに好意を抱くようになる。

猫にそこまでするか…(面白いです)。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

ジークとリディエンヌの結婚式を目前に控えて、アルテマリスの王宮での「外交戦」が開始された。大公の婚約者として役目を果たそうと奮起するミレーユに、さらに大公家の国宝が盗まれるという事件まで振りかかる。リヒャルトの助けを借りずなんとか国宝を取り戻そうとするミレーユ。更にフレッドはある陰謀を暴くために罠をはることに……

セシリア姫が素敵だった!

本の感想, 作者名 さ行佐槻奏多

諸事情で並の男性陣よりも剣が使えてしまう男爵令嬢リーヴェは、結婚という言葉に騙されて王妃付きの女官になってしまう。王妃と愛妾が水面下で激しい攻防を繰り広げられている宮殿で、王妃の有力な後見人であるの公爵の病の原因をさぐるため、先輩女官と一緒に公爵家を訪問することになる。

元気な女の子と何を考えているのよくわからない騎士殿……なかなかの組み合わせ

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行涼原みなと

将来を嘱望された優秀な学僧リュートガルトはとある不祥事を起こしてしまったために辺境アルバニノに追いやられる。アルバニノでも持て余されたリュートガルトがさらに追いやられた先は、高僧ターレスの最後の弟子トラン老師の庵。トランの世話をしながらリュートガルトは相変わらず火遊びをしつつ、「おとなしく」ほとぼりがさめるのを待っていたが、とある殺人事件に巻き込まれてしまい……

さわやかに(ある意味)破戒僧のリュートガルトさん、自業自得で女難の物語。

本の感想, 作者名 さ行瀬川貴次

後宮で謎の「病」が流行り、その原因を探るために道冬は女童に変装し後宮を探ることになる。気のいい同僚にも助けられ、なんとか後宮生活を乗り切る道冬だが、なかなか手がかりをつかめないでいた。

かわいいヒロインでてこないかなー、と思っているんですが、どうやら本命は畳のようです。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行斉藤百伽

描いた絵に命を与え具現化できるという「絵術師」のエステルは、とある理由からまったく依頼が来なかった。先輩たちのように文句は言わないからとにかく仕事を!と祈念していたときに舞い込んだのは、まさかの名門公爵家からの仕事。喜び勇んで公爵家に向かったエステルだが、そこで彼女を迎えた公爵家の子息はエステルをすげなく追い返そうとする。仕事に燃えるエステルは実力行使で公爵家に居座り、ようやくこの仕事の「主旨」を聞き出す。

勢いがあって面白かった。ガビちゃんかわいい。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

太子の護衛武官・結蓮は、職務に忠実すぎて自身の結婚を三度破談にしていた。そんな彼女の元に不意に下された辞令は、封陰省への出向。畑違いの部署への出向に意気消沈する結蓮が向かった先には、上司として四人目の婚約者(候補)が待ちかまえていた。今までの婚約者とは毛色の違う季隆と、ひとまず「協定」を結ぶことにした結蓮は、太子を守るためにここでも職務に励むこととなる。

カクカクヒロインとつかみ所のないヒーローの物語。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

アルテマリスでのジークの結婚式に出席するため、ミレーユとリヒャルトは初めての外遊にでかける。道中、前大公派の襲撃を受け、護衛やその他の随行員とはぐれてしまった二人は、リゼランド経由でアルテマリスに向かうことになる。

女王様の出番はまだですか?

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行妹尾ゆふ子

北方を訪問していたヤエトは、皇帝の策略により窮地に立たされる。北方のルス公当主との薄氷を踏むような交渉の結果、鳥の北方への立ち入りを認められたが、交渉で体力を使い果たしたヤエトは北領に強制送還される。数日後、北領で体力を(本人比で)取りもどしたヤエトは、とある人物にあるために今度はシロバに乗って再び北方へ向かう。

ヤエト先生の呪いリストの完全版が見てみたい。

本の感想, 作者名 さ行サマンサ・ジェイムス

侯爵令嬢ジュリアンナは、とある事件がきっかけで婚期を逃し、気ままに令嬢生活を満喫していた。ある日、バースの別荘に乗合馬車で向かう途中、噂の盗賊「カササギ」に馬車が襲われる。不幸な偶然が重なり、カササギの隠れ家に身を寄せることになってしまったジュリアンナは、カササギに惹かれて始めて……

(きょうだい)仲良きことは美しきかな!