本の感想, お気に入り, 作者名 ま行松村栄子

武家茶道の一門、板東巴流の跡取りであることに反抗し、東京から京都に家出をした遊馬は修業をしてみる気になったため、当初父に放り込まれそうになった比叡山の天鏡院に入る。しかし、天鏡院の柴門老師は茶道嫌い。常に空腹と闘いながら、とある事件で老師に心酔した地元のちょいワル少年と一緒に「修業」に入った遊馬は……

遊馬坊ちゃんが、ワイルドに……(物陰から見守る気分)。

本の感想, 作者名 ま行前田栄

筆頭巫女に第一王子と告げられてしまったトゥルラクは、国王暗殺容疑を晴らすために「神の裁定」と呼ばれる儀式を受けることになってしまう。相変わらず逃げ出す機会をうかがっていたトゥルラクだが、機会を逸し、気がつくと裁定3日前の神殿に。そこで、パシュルーナ神との対面を果たしたトゥルラクは、パシュルーナ神の真実を知る。

神様……。

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

シュータンとの問題に一応の目処を立てたアリアは、アランダム騎士団に戻りシュナンと再会する。占拠された騎士団の本拠地を奪回するため、アランダム島に乗り込むアリアは暗い影を背負ったディスクと対峙する。そしてアランダム騎士団に残っていたオレリーから自身に課された役目を告げられたアリアは……

ようやく鉄拳制裁!(代理)

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

女ながら集落一の弓の腕を持つ神流は、祭の夜に奉り田の警備を命じられる。当初の予想通り禍津神が田を荒らすが、神流は田を守りきることができなかった。おかげで朝廷に献上する米を収穫できなくなったため、そのかわりに神流が東国を治める王子・豊城の侍女として役につくことになる。

狼はロマンです。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行湊ようこ

地方貴族の娘アイリスは、氷雪王と呼ばれる皇帝エドリックの7番目の正妃として皇室に嫁ぐことになる。夫婦となったからには心を通わせたいと奮闘するアイリスであったが、エドリックは皇帝と皇妃の間に情は必要ないと取り合わないが、アイリスの猛攻にエドリックの態度は少しずつ軟化する。

これは、なんという……!(好きです)

本の感想, 作者名 ま行望月もらん

有力な後見をもたず、宮廷内でも誰にも顧みられることのない存在である第八公子の星淑は、異母兄にいじめられていたところをとある宮女に助けられる。恩返しのために彼女の超絶汚い部屋を宮廷で話題の風水術を使ってきれいにしようとする星淑は、書庫で古ぼけた羅盤を見つけ、それにとりついていたミニサイズの仙人に風水を学ぶことになるになるが……

主人公のヘタレぶりがちょっと新鮮。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行前田栄

国王主催の宴席を抜け出したところで有力貴族の暗殺計画を聞いてしまうトゥルラク。有力な第一王子候補街道まっしぐらなことに危機感を覚えた彼は、その貴族を助けることで自身を第一王子候補から外すように働きかけるという素晴らしい計画を思いつく。

いろいろびっくりな展開だ(特に6話)。

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

「レッドドラゴン」や「不敗の海賊」と呼ばれる海賊・エルディックに連れられ、ディアは外の世界に飛び出した。フォースのオリジナルに会うことを目標にするディアだが、彼女の身柄を確保しようと帝国軍も動きだし……

愉快な海賊の仲間達が面白い。

本の感想, 作者名 ま行三川みり

季節は巡り、一年に一度の砂糖菓子品評会の時期がやってきた。今年こそはと意気込むアンだが、今年は砂糖林檎の実りが悪く、王国全土の砂糖林檎を一元管理することになるという情報を得る。銀砂糖を確保するためには、因縁のラドクリフ工房派での精製作業に参加しなければいけないが、同時に品評会の作品も作らなければならない。数々の妨害を乗り越えて、アンは自分の作りたい作品を作り上げるが……

ああああ、なんかイライラするっっっ!

作者名 ま行森崎朝香

閃に攻め込まれた済の公主・紅鈴は、閃の国王の寵姫となり自分の国を「売り渡した」済の重鎮と閃への復讐を決意する。しかし、閃の国王は紅鈴の決意を一蹴し、紅鈴の目をそらすために自分の公子から乗馬を教わることを提案する。

花嫁……ちがうやん!