本の感想, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

経済封鎖の解除に向かった秀麗が任務半ばで姿を消したという知らせが宮廷内を駆けめぐる。途中で秀麗と合流した蘇芳がもたらした秀麗失踪の顛末と、とある「異変」の報に劉輝の治世に一世一代のピンチが訪れる。

ストレスがたまる展開だ!

本の感想, 作者名 や~わ行・他柚木空

キスカの陰謀により<癒し姫>の周辺人事が一変し、<癒し姫>ユリウスから遠ざけられてしまったミナワはユリウスに会うこともできずにいた。時を同じくして、地方で疫病が発生し、触れるだけで病気を治すという「癒しの力」を持った銀の乙女が現れるという噂が流れ、ミナワは不安を積もらせる。そしてついに王都にまで疫病が蔓延し、奥に引き篭もったままの<癒し姫>への不審が人々に積もる頃合いを見計らったように噂の銀の乙女が王都に出現する。

クライマックスに向けてがつんとシリアスモード。

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他渡瀬桂子

意地と見栄が邪魔をし、なかなか素直になれないため友達ができずにいた委員長気質のエミリアは、偶然見つけた図書館の秘密の小部屋の少年人形を相手に様々なロールプレイを行い、来るべき「クラスの子とうち解けるため」の訓練を行っていた。しかしある日、エミリアはふとしたことからその少年人形の封印を解いてしまい、史上最強の魔法人形・ラスのマスターとなってしまう。魔法科に転科し、新天地で今度こそ友達をと意気込むエミリアだがやはりことはうまく運ぶはずがなく……

ツンデレ少女にツンデレ少年という見事なコンビネーションが絶妙な胸キュン物語を醸成し……面白かった!個人的には文句なくお薦め。

本の感想, 作者名 や~わ行・他わかつきひかる

町娘のマリエは商品の納入のために訪れた王宮で、仮装舞踏会の会場に迷い込んでしまう。そこで、狩人の仮装をした青年と出会い、恋に落ちる。一夜限りの恋と割り切っていたマリエだが、王位を巡る陰謀にまきこまれていき……

陰謀方面の展開が予想外でした。

本の感想, 作者名 や~わ行・他ゆきの飛鷹

剣の稽古と乗馬を好む活発なアルスター王国の姫ティリアは、5年ぶりに隣国の初恋の皇子リュカオンに再会する。しかし、ティリアが心惹かれたのはリュカオンの従者であるナルセス。初恋の人であるリュカオン以外にときめくことに罪悪感を感じるティリアだが……

男勝りなお姫様の初恋物語。

本の感想, 作者名 や~わ行・他柚木空

周囲の盛大な勘違いから、アレクの「運命の人」探しに沸く宮廷に、アレクの元婚約者であるエスメラータが帰ってきた。そんじょそこらの騎士よりもよほど騎士らしく、ご令嬢たちの理想の騎士像を具現化しているエスメラータ。アレクのためにとひらかれるお茶会に現れてはご令嬢の視線を全て集めてしまうエスメラータだが……。(乙女は騎士を夢に見る)

短編6話を収録した番外編。面白かった!(主にエスメラータが)

本の感想, 作者名 や~わ行・他山本瑤

新皇帝の即位式のために帝都に向かったクラウディアとアドリアン。クラウディアを取りもどしたい皇妃エルフリーデはクラウディアに自分の元にくることを求めるが、エルフリーデの激情を垣間見たクラウディアは、アドリアンの元に残ることを選択する。そして、クラウディアになおも執着を見せるレオンハルトは、クラウディアを手に入れるために彼女にある条件を突きつける。

残念ながら最終巻、でした。きれいにまとまってはいたのだけど。

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他和泉統子

男として生まれたはずなのに、とある裏取引のおかげで「皇女」として育てられたアレク。異母兄が皇帝に即位したらめでたくお役ご免で庶民にクラスチェンジできる予定だが、その日はなかなかやってこない。そんなある日、「お見合い」のために乗り込んだ先では国は荒れ果て、魔女レオンの呪いが渦巻いているという。アレク、異母兄、そして道中合流した謎の美女とともに事件の真相を探ることになったアレクは……

とても素直でかわいい男の子(ただし女装)が変な家族に振り回される話。BLじゃないよ!

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他夕鷺かのう

地元では立派なヤンキーだった穂倉梓は、両親の不慮の事故を受けて母親の実家である田舎の皆花村の祖母に引き取られる。そこで待っていたのは恐ろしく地味な生活に、母親の実家の神社での巫女修業。しかもその上彼女の前に同級生(理系メガネ)の染井良信がやってきて、一緒に父親を捜してほしいと頼まれてしまう。なんでも染井の父親は、梓の祖母の神社の神様だというのだ。

軽快な語り口に主役二人の絶妙なコンビネーションが面白かった!です。

本の感想, 作者名 や~わ行・他ゆりの奈櫻

平凡なはずの女子高生・真梨は亡き父がフランス名家リス家の出身で、彼女がリス家唯一の跡取りであるということを知る。ジャンヌ・ダルクの血筋につながるリス家の女子は不思議な力を持つと言い伝えられており、その力を狙う一団から母と自分の身を守るためにフランスに向かった。

ヨーロッパを舞台に繰り広げられる前世の恋をからめたロマンスでした。たぶんいわゆるハーレ○イン風。