本の感想, お気に入り, 作者名 か行河上朔

ある出来事から貴族の世界を嫌悪しつつ庶民の暮らしに興味を持つという一風変わった考え方を持つ大貴族の令嬢シルヴィアナ。そんな彼女に新たに道筋を示したライオスにあの手この手で近づくシルヴィアナだが……(「何度でも」)

シルヴィが素敵すぎる!

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

ネプティス王国で女でありながら近衛兵を務めるナルメルは、なりゆきで総督府の長官としてやってきたブラーナの皇子のアリアスの護衛となる。仕事に対してやる気を見せないように思われたアリアスだが、ナルメルに触発されたアリアスは……

女兵士と王子様のお話。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

仕立屋『薔薇色』の売り子パメラの元に彼女の過去に関係するアイヴォリーが現れる。パメラと公爵家の子息シャーロックの仲を勘違いしたアイヴォリーは、シャーロックの従僕であるアントニーに揺さぶりをかける。

誰が何と言おうとアントニーを応援したい(勝ち目薄い)。

本の感想, 作者名 か行樹川さとみ

法皇との謁見中、謎の竜巻が発生し<黎明の使節団>は離散してしまう。ハルセイデスが残した言葉を胸に、家に帰るもの、旅を続けるものとそれぞれの道を進む団員達。一方、邪神の復活を目指す謎の勢力も着々とシーカへの包囲網を狭めていた。

ヒルダさんに惚れざるを得ない。

本の感想, 作者名 あ行鮎川はぎの

新年を迎えるための大祭祀がはじまり、カノンと会えないことによりさらに「カノン中毒」を悪化させるノト。対するカノンは鉄壁の理性を動員してノトへの気持ちを抑えようとする。一方、六卿達はそれぞれが主催する年末の夜会の開催順を巡り、密かな攻防を繰り広げていた。

キルテの想いと決意が切なすぎた。

本の感想, 作者名 か行華藤えれな

大正時代、その出自から孤島の牢獄で一人閉じこめられていた少年依月の元に九鬼と名乗る青年が訪れる。九鬼は、妖魔に襲われ意識不明となった姉の身代わりとして「巫女姫」として依月を迎えに来たという。依月を必要とするという九鬼の言葉を信じ、東京に行くことを決意した依月だが、姉を襲った妖魔の魔の手が依月にも忍びよる。

な、なんでおとこのこなんだ……!

本の感想, 作者名 あ行阿部暁子

美濃の姫君・帰蝶は同盟の証として「うつけ」として評判の尾張の信長に嫁ぐこととなる。婚儀の当日、思わぬところで信長の心の機微に触れた帰蝶だが、些細なすれ違いで夫婦仲がぎくしゃくしてしまう。その上、信長を跡取りと認めない一派が弟信行を担ぎ出そうとする動きを見せて……

濃姫がしっかり者でかわいかったなぁ。

本の感想, 作者名 あ行朝戸麻央

落ちこぼれの魔女アナベルは師匠の残した「種」を捜しに山を下り、種の根付いたとされる全寮制のブリントン学園に教師として潜入する。いたずら盛りの生徒、そして一癖も二癖もある同僚の教師と賑やかな面々に振り回されつつ、相棒の使い魔ピットとともに種捜しにいそしむアナベルだが……

ほわわんとした雰囲気のお話でした。

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

ベネットが実行しようとする魔界への侵攻を食い止めるために力を尽くすジャスティンだが、瀕死の重傷を負ったレクスは魔界に連れ去られてしまう。行方不明の父親と合流し、ジャネットはユリアンや人間界に残ったエルデン達と人為的に作られる魔界への「門」の成立を妨害工作を開始する。

悪魔さんたちがちょっと面白かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行清家未森

ギルフォード大公の罠にはまり、記憶を封じられたミレーユとミレーユを救い出すために行動を起こしたリヒャルト。リヒャルトを支持する面々も続々とシアラン宮殿に集い、ついに大公と対決する時を迎える。

これを自宅で読む際は、ひとまず邪魔なモノを全部片付けて床ローリングの準備を万端に整えてから読み始めた方がよいと思います。