本の感想, 作者名 あ行青木祐子

人手不足の経理部にやってきたのは、外資系企業から転職してきた麻吹美華。「好きな言葉は、公平性、法令遵守、&ウィンウィン」という何事もストレートに意見をいう美華に沙名子はペースを乱される。

タイガーさん、めっちゃいい……(好き)(でも一緒に仕事をするのはしんどそう)

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

広報部の人当たりの良い社員に相談されたり、ごまかすなら最後まで気付かれないようにごまかしてほしいというような経理伝票を巡るごたごたがあったり、謎のクリスマスツリー倒壊事件があったり、イレギュラーに振り回されたくないのにイレギュラーと遭遇してしまう森若さんは熱烈なアプローチをかけてくる営業部員との距離感の取り扱いに実は悩んでした。

ワクワクしたい森若さんが面白かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行仲村つばき

大手製菓会社の社長令嬢フレデリカは、覆面作家「グラール」として性別を隠し大衆小説を発表していたが、同じ覆面作家仲間のセシリアが小説賞を受賞したことに刺激を受け、今までの作風と違う物語を書き上げるが担当編集者の反応は芳しくなかった。そんな中、フレデリカの小説を小説として楽しむのではなく、情報収集の一環として速読しているいけ好かない男を見つけてしまい、思わず喧嘩を売ってしまう。

正真正銘の武闘派ヒロインだった。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行暁佳奈

ドロッセル王国のシャルロッテ王女とフリューゲル王国のダミアン王子の結婚に先立ち、ドロッセルの伝統に則り二人の「公開恋文」が取り交わされることになる。シャルロッテ側の代筆人として仕事を受けたヴァイオレットは、シャルロッテの不安を取り除くために代筆以上のサービスと申し出る(王女と自動手記人形)

C・H郵便社が最強だ、というお話でした(最終話)

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行暁佳奈

依頼人の求めに応じ、訪問して代書サービスを提供する「自動手記人形」ヴァイオレット・エヴァーガーデン。戦時中は「主人」であるギルベルトとともに「戦闘兵器」として前線に立っていたヴァイオレットだが、終戦後はギルベルトの旧友ホッジンズの後見を受け、ホッジンズが立ち上げたC・H郵便局での業務に従していた。最後の戦闘で生死不明となっていたギルベルトの残した言葉の意味を探すヴァイオレットは、様々な依頼を受け、手紙を届け続けていた。

とても、とてもいいものだった……
(以下、本作と本作を原作としたアニメのネタバレを含む記述があります)

本の感想, 作者名 な行永瀬さらさ

国交が断絶しているアシュメイル王国から、皇太子が魔竜を使って侵攻しようとしているという訴えを受け、開戦回避のため仲介国のハウゼル女王国に弁明に向かうことになったアイリーン一行だが、途中ラブルに巻き込まれ、アシュメイル王国の後宮に入ることになってしまう。

今回のラスボスはかなりいいポジションを確立したと思う(=好きなキャラです)

本の感想, お気に入り, 作者名 な行永瀬さらさ

京都御所の近くに事務所を構える弁護士・吾妻の孫娘つぐみは人が嘘がつくとわかるという特殊能力を持ちつつ、祖父の弁護士事務所を継ぐために弁護士を目指していた。妻を亡くしてからあまり表立って弁護士活動を行っていなかった吾妻だが、金遣いだけはそのまま荒く、つぐみは足りないお金を急遽幼馴染の検察官・草司に借りるはめになる。

年の差!幼馴染!!

本の感想, 作者名 あ行江本マシメサ

極度の口下手ぶり(と領地が田舎にあるという理由から)男前ながら結婚相手を見つけられていない伯爵レナルドは、とある夜会で理想の令嬢メレディスと出会う。メレディスもまた、適齢期を迎えていたが趣味の「薬草づくり」が響いて結婚相手を見つけられないままでおり、このまま修道院に入る予定を立てていた。レナルドは、結婚を前提に伯爵家でのメレディスの行儀見習を提案し……

もふもふは正義。

本の感想, 作者名 な行仲村つばき

没落した元男爵令嬢のネージュは宝石商のセシルに助けられ、彼の援助を受けて庶民向けの貸衣装屋を営んでいた。ある日、ネージュの店に時期伯爵家当主のローズが転がり込んでくる。伯爵家から盗まれた遺品の絵画を探しているというローズの話を聞いたネージュは、ローズの探しものを手伝うことにする。

ローズ(男)が暑かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行和泉統子

良夜の婚約者・ゆゐ子が起こした事件をなんとか収めた陽太たちだが、ゆゐ子がミアに陥れられたという怪文書が出回り、世論はミアたちに厳しい方向に流れようとしていた。ことを収めるために、陽太はミアと「鬼邑公爵との偽装婚約」を持ちかける。一方で、「鬼邑公爵」に尋常ならざる敵愾心を持つ良夜の父は、復讐を果たすための最終段階に入っていた。

一気に畳み掛ける種明かしがさすがだなぁという面白さでした。