本の感想, 作者名 か行喜多みどり

異常な気象と魔力の嵐が渦巻く北部の遺跡に向かうことになった≪学園≫の調査チーム。中継地点のとある街でミカと再会するリティーヤは、ミカも同じく遺跡に向かうという。そして、リティーヤを監視するスタッフの目を盗みキツネの元に単身乗り込んだリティーヤは……

いろんなところでクライマックスで手に汗握った。

本の感想, 作者名 さ行崎谷真琴

父親の仕事の都合で姉が一人暮らす北の都ミンスラーに引っ越すことになったグレーテは、移動中の電車でギルベルトと名乗る少年に絡まれる。彼の提案で「宝探し」をすることになったグレーテは、不思議な空間に迷い込み、ミンスラーの伝承に語られる「雪の人(ニアリード)」と出会い……

北国を舞台に繰り広げられるちょっと冒険?物語

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

話し相手(コンパニオン)を生業とする好奇心旺盛な少女ミルカの次のお相手は、美人だがとっつきにくい資産家のご令嬢ローズマリー。ローズマリーは親友のクラリスとそのコンパニオン・ニノと三人で「アヴァロン」と呼ぶ塔の中でアーサー王伝説になぞらえた不思議な遊びをしていた。アヴァロンではクラリスの兄がなぞめいたメッセージを残し少し前に行方不明になったことから、ミルカはその謎を解こうとするが……

ミルカとスティーヴンのつかず離れずの距離にとてもニマニマした。と思ったらそこで所長!

本の感想, 作者名 た行高殿円

ナンセの新領主に誰を据えるかを巡って攻防を繰り広げるルシード・ジル組に対するオズマニアのオース。賭博祭で開催されるトーナメントにそれぞれの推す新領主候補が出場することを利用し、トーナメントでの勝者を新領主とするというルシードの案が採用されるが、それを黙ってみているオース王子ではなく……

賭博祭完結編。ナンセ問題の決着の付き方にほほぅとなりました。

本の感想, 作者名 た行谷瑞恵

妖精国への地図を手に入れたリディアとエドガーであったが、謎に包まれた地図を解読するには至っていなかった。ある日、地図解読の鍵をリディアの元を訪れた妖精から得たリディアは、その妖精を追ってニコとロタとともに妖精の道に入る。一方エドガーは、青騎士伯爵にゆかりのある貴族の所有していた屋敷のコレクションがオークションにかけられると知り、ポールとともにそのオークションに乗り込む。

レイヴンのボケとつっこみが更に精度を増してきた。

本の感想, 作者名 か行木村千世

アルビオンの「夜」の平和を守る<青の薔薇十字団>を率いるセシアは、「夜の女王」として日々頼もしいがトラブルばかり起こす三人の仲間と悪魔が巻き起こす問題に対処していた。ある日、貴族のご令嬢が行方不明なるという事件が勃発。どうやらその事件にはセシアの実の妹でありアルビオンを統治する「昼の女王」でもあるクローディアの在位記念の精巧な人形がかかわっているらしい。とある悪魔と交換条件で得た助言で事件の真相に迫っていくセシアは……

執事が最強すぎる。

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

長期夏休みに突入した学院。アティーシャは同室のネイトに追い出され、家庭教師として同行する先輩らとともに級友のトールディの別荘に招かれる。そして、別荘地の湖で出会った少女に女であることを知られてしまい、アティーシャはやむなく彼女の計画を手伝うことになる。

アティーシャ、恐ろしい子……

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

ケルベロスの契約の門から名も知らぬ南海の孤島に飛ばされたリアラは、契約の門の秘密に気付き、今よりましな場所を目指すべく近くにあるはずのリヴァイアサンの契約の門を探す。一方、アランディではウィーダの手引きによりシェナンとライルが久しぶりに顔を合わせた。

王子ルート確定?かな?

本の感想, 作者名 あ行入皐

シシリア公国の聖少女としてあがめ奉られているレイラは、とある貴族が入手したという「幸福の使者」と呼ばれる人形のお披露目の席に出席する。しかし、件の人形は何者かに盗まれており、さらに街では謎の毒で人々が倒れるという事件が勃発する。人形捜しと毒の出所を探ることにしたレイラと執事のダリウスは……

お嬢様命の吸血鬼執事と、執事への思いを自覚してしまったお嬢様のじれったい物語でした。

本の感想, 作者名 あ行荻原規子

紀伊山地から一歩を踏み出し、東京の鳳城学園の高等部に入学した泉水子は、ルームメイトにも恵まれ、引っ込み思案ながらも順調な高校生生活を始めたように思われた。しかし、クラスメイトの「正体」に気付いてしまったことから、学園の特殊な事情に巻き込まれることになる。

絶滅危惧種的女子学生泉水子が一般人を目指して奮闘する話にも思えるRDG第2巻。