本の感想, 作者名 か行木村千世

国軍の「双璧」から皇帝襲撃の事件の真相を探るように指示された蒼刻は、朧月や張さんらとともに犯人探しを開始する。ひきこもりの夢を抱きつつも蒼刻とともに行動する朧月だが、調査中に襲撃犯の「黒幕」の妨害にあい……

もうこれ、じゅくねんふうふの領域……

本の感想, 作者名 ま行御永真幸

とある事情で男装していた公爵ユフィと領地に引きこもっていた公爵ヴィンセントが結婚し、レイジエルド王国の共同統治を初めてから1ヶ月、行方不明だった前国王の第一王子ガウェインが王宮に現れる。そして時を同じくして、国内情勢が不穏な隣国の王女がレイジエルドを表敬訪問してくるが……

ベタボレー!がふたり。

作者名 や~わ行・他山本瑤

人付き合いより馬づきあいのほうが好きなケイトリンが暮らすモルガンウッグの農地に、領地を相続した領主・ロウランド王国の第二王子エリスが訪れる。ケイトリンが幼いころ生き別れた家族を助けるために、エリスの居城にあるらしいとあるものをもらうことを条件に、ケイトリンはエリスの「偽物の婚約者」として問題を抱えているエリスの居住地エイヴァロンに向かうことになる。

素直になれない王子様というのはよいものなのです。もふもふ。

本の感想, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

とりあえず僻地に流刑にしておいた稜王が何者かにさらわれたという知らせを受けた天綸は、届いた脅迫状の意味不明な要求に頭を悩ませる。天綸からことの次第を聞き出した花蓮は、得意の妄想でさらわれた稜王はここ景遥にいるという結論を下す。

侍女殿と宰相様が……!

本の感想, 作者名 ま行瑞山いつき

無事「エヒトの審判」が終了し勇者側の勝利が確定したかに見えたが、「魔王」としての前世を持つフィンはまだ「魔王」の記憶に悩まされていた。とりあえず審判の顛末を報告するために王都に向かったフィン達は、現「勇者」のジョイスの夫が経営するケーキ店に落ち着くが、王都では「偽」魔王騒ぎが起こっていた。

伝説の賢者が不憫だ。

本の感想, 作者名 あ行青木祐子

とある事情から「恵まれた」最初の勤め先を辞めて絶賛求職中の元メイド・マイアは、進退窮まり「特殊業務ありの助手業務」という怪しい求人広告に応募する。型破りな面接に合格し、「探偵事務所」を営むレヴィンの助手として仕事をはじめる。マイアの最初の仕事はとある人物になりすますという奇妙なもので……

レヴィンのつかみ所がないところが結構楽しい。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行仲村つばき

「勝手に動く」母親の遺品の靴の鑑定を頼もうと、曰く付きの靴を収集しているという「シンデレラ伯爵家」の元を訪れたエデルだが、伯爵家当主のアランはエデルの靴を封印すべきものだと主張する。アランに靴を預けることになったエデルは、祖父に仕込まれた腕を活かし、アランの経営する靴店で働くことで母の靴を確認するという交換条件を受け入れ働き始めるが、人見知りのエデルに接客という次の難関が待ち受ける。

おもしろかった!アランが新たなお兄ちゃんの境地を開いてくれた(それ本題じゃない)。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行朝戸麻央

魔王クリスの名により、人間界に存在する魔王ゆかりの「禁制品」の回収を行うことになった魔王の末娘マリーゼは、最初の仕事で退魔士ソロンと最悪の出会いをしてしまう。そして次の仕事場で偶然ソロンと再会したマリーゼは、計らずしもソロンと共闘することになる。

わー、これ好みだ!

本の感想, 作者名 や~わ行・他夕鷺かのう

クロウに偽嫁であることがバレていたことに気付き混乱中のフェルはクロウに連れられ中央教会に向かう。そこでフェルに追い打ちをかけるように誓約を解除するとクロウが言いだし混乱に拍車がかかるフェルだが、当初の目的通りひとまずは教会でクロウの弟が残したと思われる手がかりを探すことになる。しかし、教会内では謎の増改築が絶え間なく行われており、不穏な空気が流れていた。

今回もご馳走様でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行霧島まるは

都の上層部に目をつけられ、地方都市に左遷されてきたウリセスは、父親がウリセスに助けられたというレーアと結婚することになる。結婚当日まで顔すら合わせなかった二人だが、不器用ながらも少しずつ夫婦になっていく二人に、レーアの兄弟とウリセスの兄妹が様々な騒動を引き起こす。

おもしろかったー!不器用なふたりにほっこりした。