本の感想, お気に入り, 作者名 あ行乙川れい

隣国に嫁ぐ大好きな妹姫を見守るために、身分を隠し下働きとして竜騎士団に潜入した王女リオノーラだが、早々に「竜殺し」と恐れられる騎士団長ハーヴェイに正体を知られてしまう。ピンチを切り抜けるために、従来からハーヴェイが契約をもちかけていた竜アセクルの申し出を受け入れ、アクセル対リオノーラとハーヴェイという二重契約を結ぶこととなってしまう。

ノーラちゃんの突き抜けた妹ラブがすごかった。

本の感想, つれづれまとめ

2018年に読んで面白かった本を(例年なら10シリーズ上げてるんですが今回は読書量が少なく数えてみたら8つだったので苦汁を飲んで)8つピックアップ。

※順番は2018年に該当シリーズを一番最初に読んだ順(だいたい)。
※書影や感想は、2018年に読了したものを挙げております。

つれづれ

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

2018年は2017年以上の更新をと言いながら、下手したら「今月は1件更新した!」状態だったので、2019年は2017年レベルに戻るといいですね!という腹づもりでおりますがどういうことやら。

今の環境(ヨーロッパで放牧)になって、冬は3シーズン目。前回・前々回は実のところ「冬の憂鬱さ」は全く感じていなかったものの、今シーズンは秋から冬への移り変わり時に少々あれ?っということがありなにか予定を入れておかないと乗り越えられないよう気がして、今冬は「ミュージカル1000本ノック(イメージ)」なるものを始めてしまいました。
しかし、そもそも見られる演目がそれほど多くないので(語学力的な問題と地理的な問題)、10本ノックくらいがせいぜいではないかという事実に気づいてしまいました。
そんな中、2019年の大本命はエリザベート記念コンサートなので(ノリと勢いだけで聖地開催のバカ高いチケットを買ってしまった)、7月までは生きながらえていきたいと思います。
放牧終わってたらどうすんねんというツッコミは、夏休み取って行くから問題無しと自分を納得させています(任期を明確に示さない行き当たりばったりの会社に務めるしがないしゃちく)。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行嬉野君

もともとあまり仲の良くなかった長兄・冬基と次兄・カイだが、二人の仲が更にこじれる事案が発生し、カイは中央アジアでの学術発掘のあとそのままロシアの大学に移籍するという話まででてしまう。さらにカイの”目的”に気付いた桃は、イタリアへの修学旅行中に、真礼の力を借りて修学旅行を離脱し、なんとかカイの計画を止めようとカイの研究室が発掘調査を行っているというテジェニスタンに向かうが……

壮大な話が展開していったのに最後はきれいにきょうだい喧嘩におさめて大団円で面白かった!

本の感想, お気に入り, 作者名 た行瀧ことは

正月休みの朱葉の巫女バイト、冬の一大イベントバレンタインなどをこなしながら朱葉と桐生は充実したオタク生活をおくる。しかし、あるイベントで朱葉のストーカーらしき妙な客がスペースにやってきて……

好きなものを好きと言えるのは尊いなぁというような、オタク充実ライフが相変わらず楽しかったです。

本の感想, 作者名 な行永瀬さらさ

魔王かつ王太子のクロードは何者かに襲われ、魔王であることとそれらに関係する記憶を失ってしまう。婚約者であるアイリーンに関する記憶も失い、婚約破棄を言い渡されたアイリーンだが、アイリーンは(アイリーンの)手下とともに、魔王としてのクロードの不在に動揺する魔族をおさえ、クロードの記憶を戻すための策を講じるが……

魔王分が差し引かれたクロードが純情でかわいかった、んですがやっぱり若干魔王っぽかった。

本の感想, 作者名 さ行桜あげは

無事ダイエットに成功したブリトニーは、15歳の誕生日までに婚約者を見つけるという従兄との約束を果たすために王都に向かい、元婚約者のリカルドと半年ぶりに再会する。リカルドとともに仮面舞踏会に参加することになったブリトニーは、アンジェラ王女の誘拐に巻き込まれそうになるが、ダイエットのために参加していたブートキャンプの成果を遺憾なく発揮し誘拐犯から逃げ出すことに成功。この事件もあり避けていたはずのアンジェラ王女との親交が更に深まってしまう。

ブリトニーとリカルドの初々しい恋模様がかわいい。

本の感想, 作者名 あ行江本マシメサ

自身とエリザベス・オブライエンの出生の秘密の手がかりを掴んだエリザベスは、体調が戻り次第裏とりを進めようとするが、時を同じくしてシルヴェスターが事故に巻き込まれ、意識不明の重体という知らせを受ける。シルヴェスターの様子を確認したいエリザベスだが、一歩先んじたエリザベス・オブライエンのおかげでシルヴェスターには会えずじまいとなり、シルヴァスター不在の中ユーインの助力を得て「エリザベス」の謎とシルヴェスターの事故の黒幕を探ることになる。

女性陣が強くて良いものでした。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行桜あげは

ハークス伯爵令嬢のブリトニーは12歳にして婚約破棄を言い渡された瞬間に前世の記憶が蘇り、自分が人気少女漫画の登場人物の一人として転生していることに気づく。しかも、ブリトニーはヒロインをいじめ抜く悪役王女の取り巻きの一人で、「白豚」と揶揄される程の立派な体格の性悪令嬢で、物語の中盤で処刑により退場してしまう。処刑回避のために、王女の取り巻きとなることを阻止すべく、健康的な体を得たうえで王都にあがらなくてよいように15歳までに新たな婚約者を見つけるためのブリトニーの過酷なダイエットの日々が始まる。

悪役モブへの転生モノ、なんかすごい面白かったです。

作者名 さ行瀬川月菜

通常男性しか精霊師の力を持たないと言われる中で精霊師としての力を持つキーラは、女性であることを隠して亡き兄の名ルークを名乗り、父亡きあとは翡翠の森で一人で生計を立てていた。一つの場所に留まり、性別を隠して暮らしていくことに限界を感じはじめたキーラは、副都の有力者の依頼をこなすことで旅の資金を稼ぎ、父や兄と過ごした翡翠の森から旅立つことを計画するが、ある依頼を解決しようとする中でトラブルに巻き込まれる。運良く副都の守備隊の隊長ヴァーツラフに助けられたキーラは、安全の確保のために「女装」してヴァーツラフに匿われる事になる。

ニヤニヤが止まらなかった……