本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

病で両親を亡くし、結婚させられそうになっていたオルナは森の奥でユニコーン・クインティゲルンに出会う。自称婚約者に迫られ危機一髪のところをクインティゲルンに救われたオルナは、そのままクインティゲルンと契約し、ユニコーンと契約した乙女たちがあつまるレーアの館に身を寄せることになる。

ユニコーンさんが面白かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行九月文

大納言の姫・透子は更衣である叔母の女房として宮中に仕えているが、叔母が帝に寵愛されており、他の妃の女房から嫌がらせを受けるも勝ち気な性格からやられたらやり返す勢いで乗り切っていた。そんな彼女が苦手とするのは、透子への態度が冷たい今上帝の二の宮・朱雀院の宮。ある事件が起こり朱雀院の宮の調査に透子が手を貸すと言っても朱雀院の宮は渋るが……

宮様のちょっと年上の大人な対応がよいものかもしれない……

本の感想, 作者名 か行九月文

商人業に精を出マィヤは、表舞台に立たないアルカダルの皇太子の影武者としてヴァルティアの使者と会ういう仕事を、好きなものを報酬もらえるという申し出に釣られて引き受ける。現在国交のないヴァルティアからやってきた皇太子アレクセルは、アルカダルに花嫁を差し出す花嫁を伴っていた。

相変わらずマィヤがたくましい。

本の感想, 作者名 あ行小田菜摘

新しい帝の即位に伴い人事移動が行われ、東宮妃候補であった大納言の姫君を娶った報復措置として、明槻の異母弟である三の宮の職が解かれてしまう。そんななか、塔子は三の宮の実母である更衣から面会を求められて……

ナチュラルにイチャイチャしてて……(たのしい

本の感想, 作者名 あ行一原みう

1920年にドイツでロマノフ朝の最後の皇女アナスタシアを名乗る女性が現れる。今まで何人ものアナスタシアが現れたが、今度のアナスタシアは本人しか知り得ない情報を知っているという。ロマノフ家に最後まで付き添った侍医の息子でアナスタシアの幼なじみのグレヴは、本人かどうかを確認するためにドイツに向かう。彼の胸のうちにはアナスタシアと過ごした最後の数年があった。

コバルト流のアナスタシア伝説の真相を描いた一作、面白かったです。

作者名 ま行宮野美嘉

男爵家の一人娘アイラは、困った人を放っておけないはつらつな令嬢だが持病を持っており、隣人のアンダーソン医師とその息子キールの世話になっていた。

双方初恋がこじれてて楽しかったです。

素人の観劇日記宝塚, 宙組

桜木さんのバウ主演公演「相続人の肖像」を観てきました。
英国貴族、ばん、ざい……というような演目で若干感じるもやもやに目をつぶると楽しかったです。

本の感想, 作者名 あ行朝前みちる

憧れのライアンの後妻に収まるためにライアンの呪いを解いたフェイだが、混乱のさなか結婚はのびのびとなってしまう。ライアンの息子(フェイの義息子予定)でフェイの幼なじみのエセルは責任をとってフェイと結婚すると言い出す始末。なかなか事態の収集が付かない中、父親との冷戦状態に突入してしまったフェイは父親が事情を説明してくれるまで折れないと薬屋に籠城することにする。

全部丸く納めての後日談、とも言えなくない完結編。ご苦労様でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行深山くのえ

皇女として生まれるものの幼いころ何者かにさらわれ、小舟に捨てられたところを老夫婦に助けられた純子はその出自を知らずに育っていたが、老夫婦が亡くなったことをきっかけに身元が判明し、都に戻ることになる。宮中にもどり姫君教育をうけることになった純子だが、庶民として育った純子にとって宮中の暮らしは窮屈なものだった。そんな純子に書を教えるために、兵部卿宮が純子の元を訪れることになる。

じわじわと見せかけて展開早くて面白かった。にやにや。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行宮野美嘉

男爵家の次女アシュリーは絶世の美女と名高い姉が突如結婚してしまったことに伴い、祖父の旧友の孫である伯爵家の当主かつ貿易商を営んでいるロイに嫁ぐことになる。嫁ぐにあたり理想の夫婦になろうと決意するアシュリーだが、ロイはお互いに干渉しない当世風の夫婦となることを提案する。さらに伯爵家ではロイの子ども5人に出迎えられ……

どんな「不実」な旦那さんかと思えば、不器用な旦那さんでした。