本の感想, お気に入り, 作者名 あ行暁佳奈

ようやくギルベルト再会したヴァイオレットは、ギルベルトとともにゆっくりと関係を築いてきたが、このままギルベルトのそばにいてもいいのかという思いを払拭できずにいた。仕事での遠方の出張が続くヴァイオレットは任務で地方基地への滞在が長引くギルベルトと直接会う時間がとれず、さらに不安にかられてしまう。

見事な最終巻でした。よかった!

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行暁佳奈

ドロッセル王国のシャルロッテ王女とフリューゲル王国のダミアン王子の結婚に先立ち、ドロッセルの伝統に則り二人の「公開恋文」が取り交わされることになる。シャルロッテ側の代筆人として仕事を受けたヴァイオレットは、シャルロッテの不安を取り除くために代筆以上のサービスと申し出る(王女と自動手記人形)

C・H郵便社が最強だ、というお話でした(最終話)

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行暁佳奈

依頼人の求めに応じ、訪問して代書サービスを提供する「自動手記人形」ヴァイオレット・エヴァーガーデン。戦時中は「主人」であるギルベルトとともに「戦闘兵器」として前線に立っていたヴァイオレットだが、終戦後はギルベルトの旧友ホッジンズの後見を受け、ホッジンズが立ち上げたC・H郵便局での業務に従していた。最後の戦闘で生死不明となっていたギルベルトの残した言葉の意味を探すヴァイオレットは、様々な依頼を受け、手紙を届け続けていた。

とても、とてもいいものだった……
(以下、本作と本作を原作としたアニメのネタバレを含む記述があります)