本の感想, 作者名 さ行桜あげは

リカルドとの婚約が認められ、ブリトニーはリカルドとともにハークス領に戻りリュゼの下でハークス領の経営の携わっていた。そんな中、出奔していたブリトニーの父が愛人とともに突如ハークス領に帰還する。正当な領主は自分であるというブリトニーの父は、ブリトニーを王室に差し出すという約束までしてきてしまいハークス領に混乱をもたらす。

ダイエットしてはリバウンドを繰り返す転生令嬢物語、最後までリバウンド繰り返してて徹底してました。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行桜あげは

リカルドと心を通わせつつダイエットとリバウンドを繰り返しながら無事社交界デビューを果たしたブリトニー。そしてほぼ同時期にブリトニーの破滅のカギになりかねない「物語のヒロイン」のメリルも第二王女として表舞台に姿を現す。自身の破滅の回避のために第一王女アンジェラを更生させ、そのほか取れる手段をとってきたブリトニーだが、女性のすべてを敵に回すようなメリルの言動に翻弄される。

(元の物語上の)悪役サイドの心情がわかる、わかるわ~というやつでした。

本の感想, 作者名 さ行桜あげは

無事ダイエットに成功したブリトニーは、15歳の誕生日までに婚約者を見つけるという従兄との約束を果たすために王都に向かい、元婚約者のリカルドと半年ぶりに再会する。リカルドとともに仮面舞踏会に参加することになったブリトニーは、アンジェラ王女の誘拐に巻き込まれそうになるが、ダイエットのために参加していたブートキャンプの成果を遺憾なく発揮し誘拐犯から逃げ出すことに成功。この事件もあり避けていたはずのアンジェラ王女との親交が更に深まってしまう。

ブリトニーとリカルドの初々しい恋模様がかわいい。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行桜あげは

ハークス伯爵令嬢のブリトニーは12歳にして婚約破棄を言い渡された瞬間に前世の記憶が蘇り、自分が人気少女漫画の登場人物の一人として転生していることに気づく。しかも、ブリトニーはヒロインをいじめ抜く悪役王女の取り巻きの一人で、「白豚」と揶揄される程の立派な体格の性悪令嬢で、物語の中盤で処刑により退場してしまう。処刑回避のために、王女の取り巻きとなることを阻止すべく、健康的な体を得たうえで王都にあがらなくてよいように15歳までに新たな婚約者を見つけるためのブリトニーの過酷なダイエットの日々が始まる。

悪役モブへの転生モノ、なんかすごい面白かったです。