本の感想, 作者名 あ行和泉統子

家族を裏切り出奔した父の影響で男嫌いになった伯爵家の跡継ぎ娘ドローテは、母から突如1年以内に結婚することを命じられる。どうしても生身の男性と結婚したくないドローテは、愛猫であるリラード・モノノベ卿と結婚すべく策をめぐらす。リラード・モノノベ卿が言葉をしゃべれるのであれば結婚相手として認められる可能性を見出したドローテは、隣のクマーダ家の三男でなじみの獣医師でもあるのギオルドに無理難題を吹っ掛ける。

モフモフがあふれてた……

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他和泉統子

王配をあてがおうとする宰相代行のカーイに引き続き諦めずに恋心をいだき続けるレナ。一方で、レナの誕生日を間近に控えミルナートに圧力をかけてくる隣国セレー帝国の大使であるバンディ侯爵の嫌がらせが悪化していた。侯爵を抑えるために、レナはカーイにも秘密にしている事実を侯爵に伝え手を引くように迫るが、同時にカーイにもその事実を知られてしまう。

きれいに丸く収まってよかった~!

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他和泉統子

ミルナートの若き女王レナは、前王である亡き父の親友で彼女を支える摂政代理のカーイの花嫁になることを公言していた。しかし、カーイは間もなく成人を迎えるレナのために、王配候補を城に集め選抜を始めてしまう。カーイのことを諦めないレナは、王配候補の一人ジェスの協力を得て、母の指導の元ある作戦を実行しようとする。

脳内でカーイがCV:子安武人で再生されてた。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行和泉統子

良夜の婚約者・ゆゐ子が起こした事件をなんとか収めた陽太たちだが、ゆゐ子がミアに陥れられたという怪文書が出回り、世論はミアたちに厳しい方向に流れようとしていた。ことを収めるために、陽太はミアと「鬼邑公爵との偽装婚約」を持ちかける。一方で、「鬼邑公爵」に尋常ならざる敵愾心を持つ良夜の父は、復讐を果たすための最終段階に入っていた。

一気に畳み掛ける種明かしがさすがだなぁという面白さでした。

本の感想, 作者名 あ行和泉統子

海軍兵学校の劣等生・鬼邑陽太は密命を帯び、陸軍士官学校の神童と呼ばれる土御門良夜とともに、合州国公使のケヴィンとその娘(ということになっているが実は女装した東宮らしい)ミアと一緒に国に巣食う<まつろわぬ神>の調査を行うことになる。

ミアの一生懸命さが可愛かった。

お気に入り, 作者名 や~わ行・他和泉統子

アッシュが使用人たちに「聖ブリードの日」の贈り物に何を望むかの聞き取り調査を行ったものの、それらの回答はすべて自分のためではなく伯爵家のためになるような望みばかりだった。そして、伯爵家と王家のゴタゴタが解決した後、伯爵家の使用人たちはアッシュのはからいで王家に「出稼ぎ」に出ることになり、そこで長年の夢だったことをかなえられるという状況になって……

大団円後のさらなる大団円、大満足です。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行和泉統子

伯爵家の立て直しも軌道に乗り始めたところに、アッシュの過去を知る人物がアッシュに一族の下に戻るようにと脅しをかけてくる。そんな中で、アッシュに女王暗殺の疑いがかかり、アッシュが収監されてしまう。その裁判の中、アッシュの正体を知る人物がさらにアッシュを追いやる告発を行う。

完結編、めちゃくちゃおもしろかった!

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行和泉統子

お家断絶寸前のローズベリー伯爵家の前伯爵の孫として執事のアンに見出されたアッシュは、伯爵家の新しい当主として迎え入れられるが、伯爵家には多額の借金が残されており、債権者で隣人のケント公爵夫人から3ヶ月以内の完済を迫られてしまう。借金完済のために前伯爵がすべてをなげうって没頭していたという「青薔薇」の手がかりをさがすアッシュたちだが……。

天然は最強、の執事さんと口は悪いがお人好しな伯爵さんのドタバタコメディ(に見せかけてシリアス)物語。

作者名 あ行和泉統子

その「美少女顔」から様々な苦難の道をたどってきた真理(マサミチ)は、高校では地味に生きていこうとするが大好きなスケートを続けるために、潰れかけのスケートリンクで同級生の長身・美少年顔な帰国子女・勇(ユウ)とアイスダンスで「ロミオとジュリエット」を披露することになる。しかしその役割は、男女逆転の組み合わせであった。

ちょっと不思議で面白かった!

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他和泉統子

ジークの企てに見事乗り皇帝に即位した上に理想的な皇后と結婚したアレクはなんとか皇帝業を全うしていたが、ある日ジークの突然の自らの「2週間後の結婚式」宣言に時間が止まる。ジークの「結婚相手」であるらしいアレクの幼なじみかつ元有能な侍女かつ現筆頭秘書官のマーリも寝耳に水の宣言だったらしく……

ジーク兄ちゃんがまさかの……