本の感想, 作者名 か行甲斐田紫乃

道明寺家の姫・清子は彼女の行くところ行くところに現れ、黒歴史を事あるごとに持ち出してくる公達・在原稀国に悩み、ついには稀国に会わないために家に引きこもるという手段に出ていた。そんな彼女の前に現れたのは縁を操る神様・伝月。伝月は彼の眷属を助けた清子に「縁を結ぶ」という礼を押し付けてくるのだが、伝月が取り持とうとする清子の最良の縁はなんでも稀国につながっているらしく……

にぎやかなお話だなぁ。

本の感想, 作者名 か行九月文

敵国アズィールから外交ルートを通じ、「スメラギをアズィールの皇子として扱うこと」「スメラギとロレンシア王女の婚姻」が申し入れられ、その対応のためにルーシェは一旦王宮に戻ることにする。国の中枢からのスメラギの排斥を狙う貴族派と、王女として舌戦を繰り広げるルーシェだが、頼りになるはずのシリスがなぜか貴族派についてしまい、貴族派の描いたシナリオが展開しだし……

シリスさんは幸せになれるのだろうか。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行喜多みどり

パレデスから巻き上げたホテルを任されたロージーは、ファミリーの構成員リッツの助言を受けながらホテルのカジノ経営に(ロージー比で)意欲的に取り組んでいた。そんな中、市長選が間近に迫り、デ・コスタ家に便宜を図っていた現職の市長が汚職の追放を掲げる対立候補に押され気味の中、ダリオが対立候補の息子を誘拐したとして指名手配されてしまう。ダリオの行方を探すロージーは、この事件でデ・コスタ家では闇に葬り去られた名前を知り……

ロージーが「悪い」ことをしているころが相変わらず鳥肌モノ。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行久賀理世

プリンス・エドワードの招待を受けて、アッシュフォード家の令嬢として歌劇を見に来たセシルはそこでセシルに妙に構ってくるクリストファーと再会する。クリストファーはセシルにトラファルガー広場で事件が起きることを示唆し、セシルがクリストファーの示した日時に広場に行くとジュリアンもいて……

ああああああ!盛り沢山すぎてっ!

本の感想, 作者名 か行古戸マチコ

海女兼観光案内人の大食らいの少女ミリアは、幼馴染のライが作る料理が世界で一番好き。島民たちにも愛されて<迷子島>でのんびり暮らしていたミリアだったが、海の中で偶然見つけた「女神像」の呪いにかかり、ありとあらゆる男性にもてまくるという状況に直面してしまう。迷子島ではミリアを「妖精」として売りだし、島の活性化を図ろうとするが……

ライの料理がどれもこれも美味しそうで……(空腹時に読めません)。

本の感想, 作者名 か行木村千世

ひきこもりの朧月は「見た目は怖いが面倒見のいい」蒼刻に連れだされ、皇都でとある事件の解決に一役買った。用事も終わってさあ帰ろう、という段階で、世継ぎの公子・天祥から引き続き都にとどまり、今度は朧月・蒼刻と二人揃って天祥の「寵姫」になってほしいという依頼を受けてしまう。

えー、女装ないんだー。

本の感想, 作者名 か行かいとーこ

不正が行われているらしい都市への潜入捜査を行うことにした王子さまの護衛を兼ねて、ゼクセンとともに異動となったルゼは、そこでルゼの性別を見破るという特技を持った妙な若い商人に出会う。地下の世界と何らかの関わりを持つらしいその証人は、ルゼたちにある取引を持ちかける。

おや、急展開?

本の感想, 作者名 か行香月沙耶

ヴァハラ獣界にやってきたラウラ、ヒューバート、そしてキルラは妙なヴァハラ・イーノスを一行に加え、クロエの足跡を追っていた。一方、クロエは契約を交わしたリムルの案内である場所に向かおうとするが、その場所になかなかたどり着けずにいた。

だから、将軍、もうちょっとおちついて。

本の感想, 作者名 か行かいとーこ

余命2年くらいの領主の息子ルーフェスに成り代わり、新米騎士として騎士団に潜り込んだルゼ(女の子)。ルゼは行方不明になった大事な憧れの人を取り戻すという目的を胸に、魔術の才能を生かしながら騎士団で確固たる地位を築いていくが……

これはあんまり見たことないヒロイン像。

本の感想, 作者名 か行久賀理世

アッシュフォード四兄妹弟のもとに、皇太子妃からお茶会への招待状が届く。無礼にならないようにと友人のアメリアのアドバイスを聞きお茶会に望んだセシルは、外国から嫁いできた皇太子妃の想いを知る。同じ頃、ロンドンの上流階級で大流行している降霊会への潜入調査を任されたセシルは、その降霊会で皇太子妃の親友とおぼしき人物に出会う。

わー、気付いていないセシルの想いが!これは!