本の感想, お気に入り, 作者名 た行瀧ことは

女子高生でごく普通に腐女子生活を送っている朱葉。イベント参加した朱葉のスペースにBL本を買いに来た腐男子が、イケメン(擬態)の生物教師・桐生である事実を知ってしまう。朱葉を神と崇める桐生と朱葉のオタク生活が始まる。

熱量がすごくて面白かったです。

本の感想, 作者名 た行時田とおる

生まれたときに「相手を魅了する」という強すぎる祝福を受けてしまったため、会う人会う人全員から崇拝されるという事態に傷つき、引きこもりになってしまったフェリシア王女は日々趣味で特技のドレス作り・小物作りに精を出す日々を送っていた。隣国ディアマントのベルホルト王子の要請を受け、ディアマントの祝祭を手伝うことになったフェリシアは、従兄で従者のアロイスとともにディアマントに向かうことになる。

後ろ向きな王女様に真っ直ぐな王子様の、ここだけ見たらストレートな少女小説面白かったです。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行富樫聖夜

リーフィアをつけねらう魔法使いアーネルの過去を知ったリーフィアとエーヴェルト。当時の背景を探るべく、リーフィアの祖父の屋敷に残された手がかりを探すことになる。また、同時期に開かれる予定の王妃主催のバザーの準備に奔走するリーフィア達だが、城内にアーネルが侵入しバザーの当日に最後の攻勢をかけてくる。

きれいに大団円でよいものでした。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行辻村七子

公務員を目指す大学生・中田正義は、夜の公園で酔っぱらいに絡まれていた超絶美形の外国人・リチャードを助ける。これが縁で宝石商を営むというリチャードに、正義は祖母の遺品の指輪の鑑定を依頼する。リチャードはその指輪に曰くがあることに気づき……

コンビとまではいかない、コンビモノでもないんだけど正義とリチャードの組み合わせが面白いなぁ。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行富樫聖夜

エーヴェルトが公衆の面前でフェラン姿のリーフィア(外見10歳)にキスをしたという話を聞きつけ、リーフィアの兄リードが急遽王城にやってくる。リーフィアを無理やり連れ帰ろうとするリードに対し、エーヴェルとはリードと決闘することになる。

悪役さんサイドがだんだん深くなってきたなぁ。

本の感想, 作者名 た行徒然花

貧乏貴族のヴィオラは、名門公爵家の当主サーシスのお飾りの妻として嫁ぐことになる。サーシスは愛人と過ごす別館に入り浸りでヴィオラの暮らす本館には寄り付かない。これ幸いとヴィオラは本館の使用人たちとともに屋敷の改造を行い、使用人らと楽しい日々を送っていた。そんな中、サーシスの両親が領地からやってくることになり、ヴィオラは久しぶりにサーシスとともに過ごすことになる。

ヒロインちゃんの適応能力の高さは面白かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 た行富樫聖夜

幼いころ幼女好きな魔法使いに成長を止められて以来10歳の姿から成長できずにいたリーフィアだが、魔法が一部解けたものの不完全な状態のため、引き続き10歳の「フィラン」として王宮で王女の侍女をしながら完全に魔法を解く手がかりを探していた。そんな中、隣国のエルフィン王女とシャルルル王子の姉弟が王宮に滞在することになる。エーヴェルトに執着するエルフィン王女から逃げまわるエーヴェルトを助けるために、リーフィアは本来の姿で舞踏会に出ることになり……

あー、王子さまやちゃった(笑)。

本の感想, 作者名 た行谷瑞恵

「ブロンズィーノの贋作」の話を聞きつけた千景は、透磨とともに疑惑の絵を取り扱う画廊の展覧会に忍び込むが目当ての物は見つからなかった。そんな折、透磨のもとに曰くがあるというコレクションについての相談があり、その中に怪しい絵画があるという。その相談を持ちかけてきたのが透磨の元恋人だと知った千景は……

ツンツン同士なりに近づいているところがよいものです。

作者名 た行富樫聖夜

幼少時からその美貌をもてはやされていた伯爵令嬢リーフィアは、10歳の誕生日に幼女趣味を持つ魔法使いにより、その輝くばかりの美貌を当たり障りのないものに変えられてしまった上に外見の成長を止められてしまう。18歳になっても見た目10歳のリーフィアはひきこもりの生活を送っていたが、王宮に上がり王女の遊び相手を努めつつ元の姿に戻るための情報収集のために貴重な本が納められている図書館で情報収集を行うが……

一歩間違えればかなりきわどいお話ですが面白かったです。

本の感想, 作者名 た行谷瑞恵

手紙に関係する小さな雑貨屋「おたより庵」を営む詩穂のもとに、中学時代の親友響子が亡くなったという知らせが届く。響子から、自分が死んだら届けてほしいという手紙を預かっていた詩穂はその手紙を響子の中学の時の友人に何とか届けようとする。一方同じ頃、詩穂の住む地域の若い女性の元に「きょうこ」からの謎の手紙が届くという嫌がらせが発生していた。手紙の内容から死亡したはずの「響子」と無関係とは思えない詩穂は少しずつ手がかりを集めていき……

ほっこり系の話かと思ったら実はちょっと背筋が寒くなるミステリーだったという罠があった。