本の感想, 作者名 や~わ行・他矢貫こよみ

「稀代の悪い魔法使い」アルゲルの弟子スイハは、アルゲルが王宮を追放されたときに残した「王子が18歳になったら呪ってやる」宣言(アルゲル本人は面倒くさくなって放棄)を実施すべく、相棒のフクロウと共に王宮に乗り込んだ。しかし、当の王子シャヤールは既に何者かに呪われており、やむにやまれぬ事情からスイハはシャヤールの解呪を手伝うことになる。

アルゲル様のターンをずっと待ってました。

本の感想, 作者名 や~わ行・他宇津田晴

香琴が長旅の疲れと無理な「鍛錬」から風邪をひいてしまったため、予定を変更し義賊が出るという街に逗留することになる。銀咏の昔なじみが経営する宿で香琴を休ませつつ、一行は義賊の情報についても収集をはじめる。義賊騒動は碧天様子を探るために忠越が送り込んだ間諜も巻き込んでの世直しとなり……

右腕対決が白熱して参りました!

本の感想, 作者名 や~わ行・他山本瑤

両親を亡くし叔母の家に居候するティファニーは、隣に越してきた謎の老婦人と仲良くなるが、夫人はティファニーに遺産を残し亡くなってしまう。彼女の残した不思議な鏡から別世界に飛ばされたティファニーともう一人の遺産受取人のアデルは、彼女たち(のどちらかが)が「鏡の守護者」として王太子と結婚させられるということを告げられ……

なんという王子様だ。

本の感想, 作者名 や~わ行・他渡海奈穂

家臣に父王を殺されたたため、少数の騎士と共に国を追われたディアナ。滞在先の国で父の敵が病を得て今にも死にそうだという情報を入手したディアナは、ある決意を胸に唯一彼女に今も従っている女騎士ユフィを連れ国に戻ることを決意する。しかし、道中娼館にとらわれてしまったディアナは……

なんて切ないすれ違い。

本の感想, 作者名 や~わ行・他渡海奈穂

壊滅寸前の傭兵団≪烈風鳥≫を救うため、エステルはとある国の「悪辣非道」と評判の第二王子アルヴィンを暗殺するという仕事を単独で受ける。依頼主の手引きでアルヴィンに近づくエステルだが、アルヴィンの方が一枚上手で暗殺計画はことごとく失敗する。しかも、エステルの特異体質に気付いたアルヴィンはある事件の解決の手伝いをエステルに迫ってくる。

守銭奴と傭兵の勝負。

本の感想, 作者名 や~わ行・他宇津田晴

立ち寄った街で評判の芝居一座が興業を行っていると聞き、俄然やる気の出る香琴。しかし、その芝居一座は最近頻発している若い娘の駆け落ちに関係していると住民達から抗議を受けていた。芝居を愛する者として、一座の警備を(勝手に)引き受けた香琴だが、彼女をひつこく口説く一座の看板俳優に振り回される。

前巻に引き続き、勝負が成り立ってないとかなんとか。

本の感想, 作者名 や~わ行・他雪乃紗衣

国土を襲う「蝗害」対策への縹家の協力を求めるため、現在の大巫女である瑠花への面会を求める秀麗は、瑠花の居場所を知ることができる能力を持つ珠翠を探すことにする。王宮では蝗害と天変地異という災厄への次々と打ち出されていくが、劉輝の出番はなかった。

一気にたたみかけるラストスパートっぽかったです。まるでプロ△ェクトX……!

本の感想, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

国の至宝≪創世の石≫を盗まれたことで国を追われたラエルは、国を取りもどすために≪創世の至宝≫を盗んだ天才調香師エォンを追っていた。やっとエォンに追いついたラエルだが、≪創世の至宝≫はエォンの同行者である謎の少女レクィエが「食べて」しまったという。なんとしても≪創世の至宝≫を取りもどしたいラエルはレクィエを国に連れて行くことにするが、レクィエは神殿から命を狙われていた。

神様関係が興味をひいた。

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他柚木空

瀕死の重傷を負い行方不明になったユリウスを捜すため、ミナワ達は封鎖の解けた王都を後にする。暗殺者達に襲撃されアレクやキオとはぐれてしまったミナワは意外な人物から謎の招待を受ける。そしてそこには傷ついたユリウスが……

綺麗にまとまった納得のエンディングでした。よかった!

本の感想, 作者名 や~わ行・他和泉統子

皇女として育てられたものの、脱・皇女を夢見るアレク(男の子)は脱・皇女の成就条件である異母兄の皇位即位のために、桜花選帝侯の即位式・結婚式に出席するために桜花選帝侯国に向かう。様々な妨害工作やさらに、とある人の想い人からいきなり求婚されるなど、幾多の困難を乗り越えてアレクは皇女のつとめを果たすために式に潜り込むが……

アレクもノエルもドツボにはまっていって……(特にノエル)!がんばれ。