本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

不幸家系のブランシュ子爵令嬢ディオナは、現世での幸せを諦め、来世で幸せな人生を送るために善行を積み重ねることを生きがいにしていた。そしていつか来ると思っていた「借金のかたに父より年寄りの業突張りの商人に嫁ぐ」事になり、その道中妙な三人組に魔界へとさらわれてしまう。そこではナハトと名乗る魔族の王子様が、魔王になるために「聖憐の刻印」を持つというディアナを嫁に迎えるために待ち構えていた。

全編ギャグかと思えば意外にシリアスなところもあり、悔しいけど面白かった……

本の感想, 作者名 や~わ行・他山咲黒

力はあるが魔法を使うにはいろいろと制約のある魔女ナナイは、領主の息子シスを見事射止め、安泰な生活を手に入れるという目標に近づいていた。ついに領主の館に招待されたナナイだが、その日の夜にシスが何者かにさらわれてしまうという事件に巻き込まれてしまう。館では最近謎の殺人事件も起きたらしく、シスの行方を探すことにしたナナイは無理やり同行させた幼なじみのレイダにもその調査を手伝わせるのだが……

幼なじみは正義だな。

本の感想, 作者名 や~わ行・他悠木美羽

隣国に留学していたユーグストの従兄で伯爵家の跡取りジラートが数年ぶりに帰ってくる。情報収集の対象として、新たなご飯の種がやってきたことに張り切るラビットのもとに、謎の女性から国一番の貴公子を探してほしいという妙な依頼が入る。ラビットは該当する貴公子としてユーグストを紹介するが、探しているのはユーグストではないと一刀両断されてしまい……

ユーグさんが相変わらずピュア。

本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

ついに皇帝の「寵姫」になったらしい花蓮だが、相変わらず梅花殿にとどまり、ときめきの赴くまま、天綸をあごでつかいつつの日々を送っていた。そんな中、花蓮が拾った不思議な石のせいで、鳴鳴が眠れぬ夜を過ごすことになってしまい……

一冊まるごと壮大なエピローグでした(好物です

本の感想, 作者名 や~わ行・他山本瑤

婚約者エリスの治めるネイヴァロンで動物になりつつある使用人達をもとに戻すことに成功したケイトリンだが、次はエリスが黒ウサギに変わってしまう。引き続き妖精王の仕業と睨んだケイトリンは、妖精王のご機嫌を取るべく大々的なお茶会を計画する。

エリス(※黒ウサギ)が妙に可愛くてときめいた。

作者名 や~わ行・他梨沙

刻子を探しているらしい思議な少年(の外見をした)水狐がいるという連絡を受けた刻子は、ジャンとともにその少年に会いに行く。図らずしも一緒に九十九市に帰ることになった三人だが、九十九市では結界が次第に解け、よくないものが街に溢れだしていた。

ジャンの想像力がたくましいなー。

本の感想, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

花蓮に皇太后毒殺未遂の容疑がかかり、天倫は急ぎ花蓮を実家に帰し、花蓮の周囲の人物に花蓮が後宮に上がったことは夢と思わせておくように言い含め、その間に事件を解決しようという「夢オチ作戦」を敢行する。しかし、花蓮は自分が後宮に、そして天倫といたという証拠を必死に探し始める。

陛下が!残念じゃない!

本の感想, 作者名 や~わ行・他山本瑤

義母に虐げられていたところを、実母の元婚約者ラウールに救われたソランジュは、スイスにある全寮制の女子校に入学する。ソランジュが学園生活にもなんとか慣れた14歳の時に、学園に転校してきた奔放な美少女アレクザンドラがソランジュの寮の同室となる。アレクザンドラに振り回されるソランジュだが、次第に打ち解け合ううちにアレクザンドラが何者かに命を狙われることを知る。

21世紀の「プリンセス」のお話、面白かったー。これはよい少女小説。

本の感想, 作者名 や~わ行・他我鳥彩子

鳴鳴の素性が明らかになり、手元に残しておきたい皇太后の思惑で早速鳴鳴の縁談が進められることになってしまう。鳴鳴の意思に反してする展開に怒る花蓮は天綸との絶好を申し渡すが、天綸も皇太后に逆らうことができず……

侍女殿と宰相殿が……!(ふたたび

作者名 や~わ行・他山本瑤

人付き合いより馬づきあいのほうが好きなケイトリンが暮らすモルガンウッグの農地に、領地を相続した領主・ロウランド王国の第二王子エリスが訪れる。ケイトリンが幼いころ生き別れた家族を助けるために、エリスの居城にあるらしいとあるものをもらうことを条件に、ケイトリンはエリスの「偽物の婚約者」として問題を抱えているエリスの居住地エイヴァロンに向かうことになる。

素直になれない王子様というのはよいものなのです。もふもふ。