本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

小娘の校長など認めないという校長会に対抗するために、学校対抗の合宿会に参加し自校の生徒が優秀な成績を収めることにより実力を示すことになったジャスティンは、選抜メンバーとして悪魔三人+一般生徒を引き連れ豪華客船に乗り込む。順調に見えた航海だったが、何者かによって船が「狭間」に迷い込んでしまい……

なんの違和感もなく生徒さんたちに紛れ込んでいるレクスが面白かったです。

本の感想, お気に入り, 作者名 か行甲斐透

歴史ある弱小国パスカの王女エフィは隣の大国ユリウスのレオン王に嫁ぐという形で人質として差し出されることになる。輿入れの道中、随行員に裏切られた所を謎の占い師に助けられるエフィ。彼女の力を借りてレオン王のいる首都ロアに向かうことにするエフィは……

おもしろかった!年の差胸キュンラブでとてもオススメ!

本の感想, 作者名 か行菊地悠美

ミネルヴァ主催の晩餐会で教育係・ファルディオの過去に関係する女性リナリーの存在を知ったユーノは次代女神として気付いてはいけない感情、ファルディオへの恋心を自覚してしまう。そんな気持ちをもてあましつつ、聖宝の手がかりを得たミネルヴァは、ユーノと護衛のエスロットを連れてリナリーの兄であるベルナルド卿の領地に向かうことになる。

ラブがどどんとやってきたユーノのターンでした。

本の感想, 作者名 あ行犬村小六

空の果てを目指す空を飛ぶ「島」イスラ。そんな国家を超えるプロジェクトに参加することになった飛空科の学生カルエル。革命によって両親である皇王夫妻を殺され、全てを失ったカルエルはイスラの菅区長であり、かの革命の旗印であったニナ・ヴィエントに復讐することを誓う。しかし、イスラの旅はカルエルに思いもよらない出会いをもたらした。

憎悪が入り乱れる恋物語の序章

本の感想, 作者名 や~わ行・他山本瑤

新皇帝の即位式のために帝都に向かったクラウディアとアドリアン。クラウディアを取りもどしたい皇妃エルフリーデはクラウディアに自分の元にくることを求めるが、エルフリーデの激情を垣間見たクラウディアは、アドリアンの元に残ることを選択する。そして、クラウディアになおも執着を見せるレオンハルトは、クラウディアを手に入れるために彼女にある条件を突きつける。

残念ながら最終巻、でした。きれいにまとまってはいたのだけど。

本の感想, 作者名 あ行淡路帆希

隣国エッセウーナに突如侵略されたオクトスの王女エパティークは、家族を殺され、エッセウーナに連行された。そこで彼女に与えられた役割は、エッセウーナの第二王子テオバルトとともに聖峰スブリマレに向かい、伝説の銀竜を呼び出すための生け贄となること。亡国の王女と厄介者の王子、そして道中彼らの旅の道連れとなる少女エリスの命がけの旅が始まった。

守りたいものが見つかると、強くなれるお話。

本の感想, お気に入り, 作者名 は行華宮らら

王国最大の貿易港を持つカメリアパルクで育ったエタンセルは、亡き母の知人であるカメリアパルクの領主バシュレ子爵家の元で日々平和に過ごしていた。しかし、ある日エタンセルを王宮に迎えるべく死者がやってくる。病床の国王の唯一生き残っている直系がエタンセルであり、エタンセルを王位継承者として王宮に迎えることを国王が希望しているということを告げられたエタンセルは……

とてもロマンでした。今回はラブもちゃんとありました。面白かった!

本の感想, 作者名 あ行雨川恵

それなりに順調に社交界の付き合いをこなすアネットは、「ロンドン塔に幽閉されている旧王家の王子」の噂を聞く。旧王家の生き残りがロンドン塔にいるはずがないと知っているアネットだが、気になって仕方がない。そんな折、何かとアネットにちょっかいをかけてくる王太子ととある「取引」を行い、ロンドン塔の真相を二人で探りに行くことになるのだが……

中盤まで:シャーリーお嬢様のターン。終盤:王太子のターン。

本の感想, 作者名 か行栗原ちひろ

十五年間屋敷から一度も外に出ず、従者ヴィリとたった二人で暮らす少女クリステル。ヴィリと覚えるほど読んだ図書館が全てだった彼女の世界に、墓守を名乗るルカという青年が現れる。ヴィリを「壊す」ためにやって来たというルカは、クリステルが暮らす「円環都市」は三十年近くも前に滅びたという事実をつきつける。ルカによって壊されかけたヴィリを救うため、クリステルはヴィリとルカの三人で人形師が集う街水葬都市を目指すことになる。

閉じられた世界から旅立つ少女の物語。

本の感想, 作者名 さ行如月天音

藤原純友に従い伊予の国にやって来た山吹丸は、都よりも住み心地のいい伊予での生活にすっかり馴染んでいた。しかし、仲良くなった地元の漁師が実は異能の力を持つ海賊で、彼らの陰謀で純友が海賊の首領に祭り上げられる。しかも純友はその事態を憂うどころか楽しんでいるようにも見えて……

想像以上のところからあれこれやってきてびっくりした。