本の感想, 作者名 ま行村田栞

帝国の秘宝である宝冠が盗まれた。黒雷獣を精煉することのできる≪血の玲石≫が飾られている宝冠の行方を捜し、「青い鷹」は作戦を開始する。黒幕と目される虚無伯爵をさぐるため、ディオンとフェルナンドはオケの団員としてオペラ座に潜入することになる。ディオンは打楽器奏者としてオペラ座の新境地を開拓することになるのだが……

本の感想, 作者名 さ行清家未森

ミレーユの存在が国外にばれてしまい、ジークから政略結婚をするか後宮に入るかの選択を迫られるミレーユ。そして、政争にミレーユを巻き込みたくないと考えるリヒャルトは、一人シアランに向かうことを決意する。ジークに軟禁されていたミレーユはリヒャルトを追い、思わぬ助っ人を得て王宮から抜け出すことに成功するのだが……。

本の感想, 作者名 ま行本宮ことは

道案内のキーラとともにミルヒランド経由でリスタルに戻ることにしたアリア。道中謎の兄妹に絡まれとんとん拍子にミルヒランドの首都ミルフェンに行き、名高いヒルディア公女と会うことになってしまう。兄妹と旅を続けるアリアがミルフェン近郊で出会ったのは、アリアの父と共に故郷を出奔したクルサードであった。

本の感想, 作者名 ま行めぐみ和季

一人前の<奇し也>として皆の役に立ちたいと修行中の香久耶は、ある日不思議な男から謎の勾玉を渡される。その勾玉で今上帝の弟を自由に操る力を得てしまった香久耶は都に連行され、後宮に入るか巫女となって今上帝に使えるかを選択することを強要される。香久耶は巫女の力を示すため、不可思議な現象が起きている地方の水神を鎮めるという試験を受けることになる。

本の感想, 作者名 か行菊地悠美

妖魔退治を生業とする「ゼングランツ協会」を友人のグランツとともに設立したゼン。しかし、ゼンのあふれる力を制御できず、依頼の報奨金より被害の補償金の方が多いかもしれないという非常に苦しい経営状態だった。そんなゼングランツ協会にもたらされた依頼は、春を運んでくるという飛魚の捜索。捜査を進めていくゼンとグランツの前に謎の高飛車美女が現れ、なりゆきで彼女の護衛も同時に引き受けることになる。

本の感想, 作者名 さ行須賀しのぶ

「未孵化」の能力の検査と訓練のために陽菜は夏休み中軍の施設に泊まり込むこととなる。湊以外の未孵化の仲間・有紗にも出会うが、有紗は陽菜に対して冷淡であった。過酷な訓練を経て最後に湊たちと模擬戦に参加する陽菜であったが……

本の感想, 作者名 や~わ行・他渡海奈穂

リディアが王宮主催の舞踏会で無事社交界デビューを果たしたその夜、王宮には隣国ハイゼルの姫君ルシーナが過大な演出と共にやってきた。スレイの婚約者だというルシーナの普通の姫君とは一風変わった豪快さにリディアは圧倒される。そして、舞踏会から間を置かずしてエウリース王太子からリディアに宛てて王宮でしばらくの間暮らすようにという手紙が届けられる。気乗りはしないが断るわけにも行かず、リディアは実質の王太子妃候補として王宮に滞在することになり貴族社会の中で窮屈な思いをすることになる。

本の感想, 作者名 か行木村千世

東領聖撰軍に所属する舞師のシュマリアは、帝都アルサームで開かれる『闘舞』に参加するために東領旅団の仲間と共に旅をしていた。アルサームを目前に立ち寄った村で謎の一団とまみえ、アルサーム到着後も何かと怪しい事件に巻き込まれるシュマリア。シュマリアの組舞の相棒でもある義兄のアレスがなにやらその事件に関わりがあるようだが、その怪しい一団を追いアシュラートの王子達も水面下で動いていた。

本の感想, 作者名 さ行周防ツカサ

玲子はハルと「おつきあい」らしきものをはじめたが、「カップル」らしき振る舞いはまったくないほとんど代わり映えのしない日常にいささか拍子抜けする玲子。そんな玲子は風邪をこじらしてしばらく学校を休んでいたが、休んでいる間に新たに転校生がやってきた。フランスからやってきたという留学生のマリアはハルと面識があるらしい。なかなかクラスにとけこむことのできないマリアだが、ひょんなことから玲子たちのグループと仲良くなる。

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

小国・明国の小さな村で一人暮らす村娘の潤霞は、偶然山の中で国王・雪峰を助けることとなる。潤霞は雪峰に見初められ後宮にはいることとなり、後宮で雪峰の寵愛を一身に受けるが、雪峰が潤霞を寵愛する理由は雪峰の昔に関わりがあるようであった。