本の感想, 作者名 あ行朝前みちる

憧れのライアンの後妻に収まるためにライアンの呪いを解いたフェイだが、混乱のさなか結婚はのびのびとなってしまう。ライアンの息子(フェイの義息子予定)でフェイの幼なじみのエセルは責任をとってフェイと結婚すると言い出す始末。なかなか事態の収集が付かない中、父親との冷戦状態に突入してしまったフェイは父親が事情を説明してくれるまで折れないと薬屋に籠城することにする。

全部丸く納めての後日談、とも言えなくない完結編。ご苦労様でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行深山くのえ

皇女として生まれるものの幼いころ何者かにさらわれ、小舟に捨てられたところを老夫婦に助けられた純子はその出自を知らずに育っていたが、老夫婦が亡くなったことをきっかけに身元が判明し、都に戻ることになる。宮中にもどり姫君教育をうけることになった純子だが、庶民として育った純子にとって宮中の暮らしは窮屈なものだった。そんな純子に書を教えるために、兵部卿宮が純子の元を訪れることになる。

じわじわと見せかけて展開早くて面白かった。にやにや。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行宮野美嘉

男爵家の次女アシュリーは絶世の美女と名高い姉が突如結婚してしまったことに伴い、祖父の旧友の孫である伯爵家の当主かつ貿易商を営んでいるロイに嫁ぐことになる。嫁ぐにあたり理想の夫婦になろうと決意するアシュリーだが、ロイはお互いに干渉しない当世風の夫婦となることを提案する。さらに伯爵家ではロイの子ども5人に出迎えられ……

どんな「不実」な旦那さんかと思えば、不器用な旦那さんでした。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

憧れの従兄と憧れの上級生の婚約に動揺する有紗だが、上級生が何者かに狙われている事を知る。京四郎に止められたことで、有沙は反抗心から京四郎に内緒で婚約披露パーティーに参加し、そこで怪しい人物を見つけようとする。

すっかり騙されてた)
(のせられやすい読者)。

本の感想, 作者名 た行谷瑞恵

「ブロンズィーノの贋作」の話を聞きつけた千景は、透磨とともに疑惑の絵を取り扱う画廊の展覧会に忍び込むが目当ての物は見つからなかった。そんな折、透磨のもとに曰くがあるというコレクションについての相談があり、その中に怪しい絵画があるという。その相談を持ちかけてきたのが透磨の元恋人だと知った千景は……

ツンツン同士なりに近づいているところがよいものです。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行和泉統子

お家断絶寸前のローズベリー伯爵家の前伯爵の孫として執事のアンに見出されたアッシュは、伯爵家の新しい当主として迎え入れられるが、伯爵家には多額の借金が残されており、債権者で隣人のケント公爵夫人から3ヶ月以内の完済を迫られてしまう。借金完済のために前伯爵がすべてをなげうって没頭していたという「青薔薇」の手がかりをさがすアッシュたちだが……。

天然は最強、の執事さんと口は悪いがお人好しな伯爵さんのドタバタコメディ(に見せかけてシリアス)物語。

本の感想, 作者名 ま行麻木琴加

女であることを隠して騎士を務めるルティウスは、側近の騎士を決めない国王ヴァイスの護衛のために、「女装」して王の婚約者候補としてを偽装して護衛任務についていた。先日の事件の解決後も、引き続き婚約者として扱われることになったルティウスは、なぜかヴァイスと「交換日記」を始めることになり、その内容に苦慮する。

相変わらずドタバタしてて、そして次は腹黒弟(笑)。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行さき

乙女ゲームの悪役令嬢として転生したメアリは、前向きな没落を目指していたものの最後はヒロインの親友というポジションを得てしまった。ゲームとは違う展開になることを理解したメアリは、野望(店を出す)のために隣国の大学に単身留学することにする。するとそこはゲームの続編の世界だった。

アディよかったねぇぇぇ!という完結編でした。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行深山くのえ

子爵家の令嬢紗子は、失踪した父の多額の借金を返済するためのお金を工面するため向かった質屋で、帝大の医学生伊織に出会う。この出会いをきっかけに、子爵家で「下宿屋」を始めることにした紗子は、伊織に徐々に惹かれていき……

子爵令嬢と(ぱっとみ)書生さん(に偽装している)医大生の恋物語!大正ロマン!

本の感想, 作者名 あ行一原みう

憂鬱な日々をおくるアンナの前に、以前彼女に仕えていた侍女のリリヤから一通の手紙が届く。その手紙では、10年前にアンナたちの人生を狂わせたある事件の真相が綴られていた。

言葉にうまくできないのですが、こういうのがあるからコバルトは読むのがやめられない。