本の感想, 作者名 さ行清家未森

大公妃付きの女官になるための条件として既婚の貴婦人である必要があるが、ミレーユのもとに集った女官候補の令嬢たちは誰ひとりとして結婚する気配がない。現状打破のために、騎士団のエリートと令嬢達の集団見合いの場を設けることになり、レルシンスカは令嬢側の取りまとめ役として場を仕切ることになる。

身代わり伯爵の最後の短編集。楽しかったです。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

京四郎の死んだはずの兄の生存が確認され、一連の騒動を巻き起こす結社に関係しているという事実が明らかになり、一方で、事件について調べていた有紗の叔父馨が行方不明になり、とある事情で身を隠していた有紗は、知り合いの新聞記者の手を借りて馨の行方の手がかりを探すことになる。

いろいろと一気に明かされた一冊でした。

作者名 さ行清家未森

結婚式直前に教主にロジオンとともにとらわれ、再び暗示をかけられたミレーユは何とか逃げ出そうとするが、ともに囚われていたダラステア皇帝が教主側についてしまう。一方、ミレーユを救出するために動き出したリヒャルトとフレッドは、港に停泊している怪しい船の情報を入手し、ミレーユ奪還計画を実行しようとするが……

これぞまさしく大団円!のシリーズ最終巻でした。良かった!

本の感想, 作者名 さ行清家未森

憧れの従兄と憧れの上級生の婚約に動揺する有紗だが、上級生が何者かに狙われている事を知る。京四郎に止められたことで、有沙は反抗心から京四郎に内緒で婚約披露パーティーに参加し、そこで怪しい人物を見つけようとする。

すっかり騙されてた)
(のせられやすい読者)。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

女学校で美少女・緋早子に姉妹の契りを結びたいと恋文をもらった有紗。他家に養子に行ったという緋早子の妹・蒼生子の様子がおかしいことを相談された有紗は、緋早子と共に蒼生子を訪問する。当の蒼生子は最近話題の「超能力少女」としてもてはやされていた。

京四郎さんが思った以上に筋金入り(の有紗命)だった。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

弟の学費のための親戚の援助を受けるため、烏丸家の別荘に潜入し烏丸の弱みを握るという仕事を引き受けた有紗は、メイドとして別荘に忍び込むが、偶然にも烏丸家当主の息子・京四郎と「指輪」でつながってしまい、有紗が「主」で京四郎が「従者」という関係になってしまう。京四郎は別荘で四年前に起きた謎の令嬢失踪事件を解明仕様としており、有紗も捜査を手伝うこととなるが、そんな中またしても招待客の令嬢が失踪してしまう。

大正ロマン!元気なお嬢様に皮肉屋の青年!

本の感想, 作者名 さ行清家未森

狂信派にロジオンと共に囚われたミレーユは 教主からリヒャルトに婚約を解消するという手紙を書くように強制される。ミレーユの書いた手紙が市中に出回り、ミレーユの立場が危なくなることを危惧したリヒャルトは、ミレーユの捜索と平行して、フレッドにとある協力を要請する。

そ、そこへ直れ!と何回か思いました。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

シアランに帰国したミレーユとリヒャルトは、結婚式に向けて忙しい日を送っていたが、突如姿を消したフェデリオの安否を気にかけていた。結婚式を機に関係を改善させようと招待したダラステアの皇帝が他国の招待客に先んじてシアランに入国し、俄然忙しくなる宮廷だが、城下の見回り中にフェデリオを発見したという知らせが入る。

あ、甘い……甘すぎる。団長よく耐えた。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

リゼランドの女王に気に入られたミレーユは、彼女の主催する少女劇団の公演中に父エドゥアルドの隠し子疑惑があるグレンの罠にかかってしまう。ロジオン達の尽力により無事救助されたミレーユは、駆けつけたエドゥアルドから事の真相を明かされたミレーユ達は、グレンにあわせて不審な動きをしていたフェデリオから彼の置かれている状況を

いろんな謎が一気に明かされておもしろかったー。

本の感想, 作者名 さ行清家未森

アルテマリスでリゼランドの国宝盗難事件を解決したお礼として、リゼランドの女王に王宮に招かれたミレーユたちは、予定を変更してリゼランドを訪れる。今は大公の婚約者とはいえ、一般庶民として生まれ育ったリゼランドの女王に謁見するということで緊張するミレーユだが、リゼランド女王にも気に入られて噂の乙女の花園にも招待される。しかし、警備が万全なはずの花園で、ミレーユは不審者に襲われてしまう。

女王様が想像以上に素敵でした(読んでてよかった)。