本の感想, お気に入り, 作者名 や~わ行・他夕鷺かのう

唯一の肉親である弟の幸せを第一に生きる武闘派OL呉葉は、楽しみにしていた弟の結婚式の直前に川でおぼれていた子供を助け自分は命を落としてしまうものの、異世界の死にかけの病弱令嬢クレハの最後の力で呼びつけられ、クレハとして転生してクレハの人生を生きることになる。呉葉が転生したのちは、病弱だったクレハは奇跡の回復力を見せるが、クレハを溺愛する兄テオバルトの言いつけで「クレハ」は自室から出られない。暇を持て余した呉葉は屋敷を抜け出すが、街で女性を助けるために鉄拳をふるっていた姿をテオバルトの親友イザークに目撃されてしまう。

脳筋武闘派現代人が異世界に転生して擬態しようとするお話、面白かった。

本の感想, お気に入り, 作者名 な行永瀬さらさ

婚約者である王太子ジェラルドのある秘密を知ってしまったことから翌日にも処刑されることとなってしまったジルは、逃走中に王太子に出会う前で婚約直前の六年前の世界に戻る。王太子との婚約=身の破滅であることから、何とか婚約を回避しようと王太子と出会ったパーティーで偶然ぶつかった青年に求婚するが、求婚相手は六年後の世界で戦争をしていた隣国の皇帝ハディスであった。

前向きな男前ヒロインと実はヒロインポジションでは?というようなヒーローのなんともずれたやり取りが面白かったです。

本の感想, 作者名 さ行桜あげは

リカルドとの婚約が認められ、ブリトニーはリカルドとともにハークス領に戻りリュゼの下でハークス領の経営の携わっていた。そんな中、出奔していたブリトニーの父が愛人とともに突如ハークス領に帰還する。正当な領主は自分であるというブリトニーの父は、ブリトニーを王室に差し出すという約束までしてきてしまいハークス領に混乱をもたらす。

ダイエットしてはリバウンドを繰り返す転生令嬢物語、最後までリバウンド繰り返してて徹底してました。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行桜あげは

リカルドと心を通わせつつダイエットとリバウンドを繰り返しながら無事社交界デビューを果たしたブリトニー。そしてほぼ同時期にブリトニーの破滅のカギになりかねない「物語のヒロイン」のメリルも第二王女として表舞台に姿を現す。自身の破滅の回避のために第一王女アンジェラを更生させ、そのほか取れる手段をとってきたブリトニーだが、女性のすべてを敵に回すようなメリルの言動に翻弄される。

(元の物語上の)悪役サイドの心情がわかる、わかるわ~というやつでした。

本の感想三川みり

反封洲国主の長子・伴有間は約定を果たすために訪れた龍ノ原で、皇尊である日織と誼を結び祖国に戻ろうとしていた。有間を疎ましく思う国主の父と異母弟が有間を亡き者にしようとするなか、裏をかいて自領たどり着いた有間は、日織からの書状を手に、次の国主たる地位を継ぐのは自分であると宣言する。

有間の物語を軸に、日織側の物語の種まきも。

本の感想, つれづれ

特選も何も、月一しか感想あげてないし(実際はもうちょっと読んでるけど)、お気に入りしか感想書いてないよ!(しかもシリーズ物が大半)と思いながらも様式美的な目的で。

つれづれ

新年明けましておめでとうございます。
今年もサイトが維持されるだけでえらい!モードでゆるゆる行こうと思いますのでよろしくおねがいします。

昨年の目標、数々の事務手続きを終わらせるは一応終わり消去法で私が持ち家を押し付けられる取得してしまいましたが、その後にまた次の手続きが出てきてしまいこれはそんなに急がなくてよかったのでまだ終わってない……終わる気配がない、私を含めて関係者に終わらそうという気概がない……。
お仕事も引き続き存在感を消すことをモットーにやっていきたいと思います。明らかに無理っぽい、でも早く隠居したい……人間らしい生活をしたい……。

健康面ではなんかいろいろ出てきてますがひとつひとつ「経過観察」を勝ち取っているので、この調子で全部経過観察でまとめたいです。あとは、おととし昨年と手術したやつのファイナル手術が今年あるらしいので、それも無事終わるといいなぁ。年末から何かを思い出したように、筋トレ(リングフィットアドベンチャー)を再開して、そのあとフィットボクシングに突入するという健康的な生活を始めたのでできるだけ続けていこうと思います、休日は。ここに書いておくことで自分を追い詰めておきます。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行三川みり

次代の皇尊をめぐる争いに勝利し皇位についた日織は、即位を知らしめる宣儀に臨むが、皇尊が笛を吹くことでやってくるはずの龍が来ず儀式は失敗した。そんな中、龍ノ原に反封洲の次の王と目される有間の一行が訪れる。とある理由から有間が自洲に戻ることを宣儀を成功させてからにしたい日織は、有間との交渉で律を破り、有間にとある便宜をもたらすこと約束をする。
そして宣儀のやり直しのために日織の宣儀を妨害した者にたどり着いた日織だが、妻の悠花がさらわれてしまう。

クライマックスは手に汗握るとはこのこと、という熱い展開で盛り上がりました。

本の感想, 作者名 さ行新海誠

九州の港町で叔母と暮らす女子高生の鈴芽は、廃墟をさがしている青年・草太と登校中に出会う。草太に請われるまま、廃墟の場所を教えていったんその場で別れた鈴芽だが、草太のことが気になり、彼を追って廃墟に向かい、廃墟の中で不思議な扉を見つける。その扉の近くに落ちていた「石」を鈴芽が拾ったことから、鈴芽の不思議な旅が始まる。

そこはそういう背景だったのかーというところが何点かあって答え合わせみたいだなと思いながら読みました。

本の感想, 作者名 さ行十帖

転生前からの筋金入りの腐女子の侯爵令嬢フィニは自国の国王ロランをネタに日々妄想を繰り広げ、ついには自領で即売会まで主催するほど腐女子ライフを楽しんでいた。しかし、フィニの作品(ロランに関する妄想の結晶)を「フィニがロランにあこがれている」と誤解した父の手配で、未だに妻帯していないロランの後宮に入ることになってしまったフィニだが、ロランをまじかで拝めるチャンスと

(ヒロインの)壁エンドと半ば信じていたのにちゃんと少女小説だった!(面白かったです)