ただの両片思いでした、ごちそうさまでした(好きです)。
竜神さまの生贄になるだけの簡単なお仕事 / 夕鷺かのう
姉と慕う聖女の身代わりの生贄として、勝手になり替わったうえで生贄となった聖女見習のルーチェは食べられる気満々で竜神のもとに赴くが、当の生贄をささげられたという竜神オルフェは生贄を要求した覚えもなければルーチェを生贄として食べるつもりはないという。こうして、なんとしても生贄として食べられようとするルーチェとそれを拒否し続けるオルフェの攻防が始まった。
薬屋のひとりごと15 / 日向夏
前回の事件で幻の禁書の医術書である「華佗の書」を手に入れ猫猫たちは、ボロボロになった書の復元を待っていた。そんな中、宮廷の医官や薬師を集めた抜き打ちの選抜試験が行われる。目的をはっきり告げられることなく始まった試験に受かった猫猫は、市井での治験に駆り出される。
今回は陰謀控えめ、医療ドラマ多めの一冊でした。
薬屋のひとりごと12~14 / 日向夏
領主代行を欠くことになった戌西州で、前領主代行の息子を補佐につけながら不本意ながら領主の代行を務めることになった壬氏は後継者問題に頭を悩ます。そんな中、いつも通り事件に巻き込まれた猫猫は、前領主の孫らとともに山賊の一味が占拠した村に連れていかれてしまう(12巻)。
西都編完結編(12巻)、中央に戻ってきた猫猫が事件に巻き込まれ(13巻)、いつの間にか羅の一員として名持ちの会合に参加させられてしまっていた猫猫(14巻)というようなお話。
悪食令嬢の贅沢な恋 王太子殿下の美味しい毒味役 / 瀬川月菜
常に空腹を抱え、毒も薬も効かずありとあらゆるもの(食べ物以外も含む)を食べるても満たされることのない地方の伯爵令嬢リヴィアは、王宮に勤める姉の誘いを受け王太子シオンの毒見役として出仕することになる。親しい人から毒殺されそうになったことから食事ができなくなったシオンだが、リヴィアの食に対する執念と前向きさから徐々に本来の性質を取り戻していった。
思ってたより悪食で、ヒロインそれでいいのかと思いながら読んでました(ほめています)
ベアトリス、お前は廃墟を統べる深紅の女王 / 仲村つばき
王位を認められなかった王女の遺児ジュスト・バルバが率いる赤の王冠がイルバスに戦乱を引き起こそうとしている中、三王の従姉で愛のために王位を捨てた元王女カミラがイルバスに帰ってきた。戦場で行方不明になる長兄アルバート、ニカヤから動けないベアトリス、そして原因不明の病に襲われるサミュエルと三王の身動きが取れなくなる中、カミラは状況を打開しようと行動を開始する。
とても面白い最終巻だったのですが、これまたなんという……
2023年のお気に入り特選
はい、月一でしか更新してないけどやります!様式美です!
2024年 新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
今年も本サイトは生存確認レベルの更新になることは目に見えていますが、よろしくお願いいたします。
去年の振り返り
・サイト:月イチ更新はした!
・お仕事:存在感が消せない、もうやだ~。
・健康:元気です。生まれて初めてやらかした捻挫が治らなくて接骨院デビューしてそのまま定期的に通うようになってしまいました。大人になりました。
今年の目標
・サイト:もうちょっと更新したいなぁ……。
・お仕事:私の努力ではどうにもならないことでWLBがW>>>>>Lになってるのでもうちょっとなんとかならんかなぁと思ってます。
・健康:体の中になんか埋め込む見込みの最後の手術の予定については、24年になったのでたぶん近いうち。それ以外は元気なので現状維持でいきたい。
・その他:おうちの内装他をもうちょっといい感じにしたい、でもたぶん何もしない……。
神童マノリト、お前は廃墟に座する常春の王 / 仲村つばき
三人の王が共同統治する国イルバスで、サミュエル王の王杖として初めての女性の王杖となったエスメは、隣国ニカヤで幼王マリノトの後見をしているベアトリス女王の下で女性の統治者としての在り方を学ぶことになる。災害や疫病、隣国との摩擦で国力が落ちているニカヤでは、イルバスの関与を快く思わないニカヤ人とベアトリスたちの陣営で軋轢が生じおり、マリノトも心を閉ざし言葉を発せなくなっていた。
クライマックスの準備はばっちりという感じの1冊でした。
孤独な森のひきこもり魔女、王太子妃として溺愛される / 夕鷺かのう
ご先祖様が王室に対して腹いせにかけたといわれる呪いのせいで肩身の狭い思いをしながら樹海の片隅に引きこもっている魔女のラケシスは、街で王太子のアレンを偶然助けてしまう。助けてもらったお礼という名目でアレンより王宮に招待されたラケシスは、そのまま王宮で暮らすことになってしまう。
よいモフモフ分が補充できました。
レーエンデ国物語 / 多崎礼
聖イジョルニ帝国シュライヴァ州の首長の弟で騎士団の団長を務めるヘクトルとその娘ユリアは、ヘクトルの昔の戦友を訪ねるために大アーレス山脈を越えたその先にあるレーエンデにあるマルティンを訪ねる。シュライヴァからレーエンデに向かうためには難所を越えなければならない状況の中、レーエンデへの交易路の建設を計画するヘクトルは道案内役の元傭兵のトリスタンとともにレーエンデの調査を始める。
おもしろかった!