本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

売られた先から逃げ込んだ王宮で、公子の毒殺事件に巻き込まれたアル。「氷姫」の助力を得て殺しの濡れ衣を着せられた人馬族の第二王子タージボーグとアルは王宮から逃げ出し、『牙高原』を目指す。一方、テオはリーサイオンとともに、タージボーグのために挙兵した人馬族の侵攻を食い止めるため、『牙高原』を目指していた。

油断ならないジェットコースターぶりでした。

本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

騙り屋として各地を放浪しながら旅を続けるアルは通りかかった村でトラブルに巻き込まれているテオを助ける。目的地が同じことを知ったアルは、無理やりテオを仲間に引き込むが、投宿した街で国を揺るがす事件の一端にかかわってしまう。幼なじみとの再会のため旅を続けるアルと復讐のために旅を続けるテオ。交わりそうにないこの二人の旅の理由が交わり、アルは大事件に巻き込まれる。

幼なじみモノ!って信じたいんですけどいいんでしょうか?

本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

ギルダン=レイと別れ、セゲド族を連れ故国であるドムオイに向かったセフルは、途中水賊の根城「渦見城」で足止めを食らう。折良くリヴォに反旗を翻したゼメンスタンの軍が渦見城に攻め込んだのに乗じてセゲド族の一行と城から逃げ出すが、海の難所を越えることがでず……。一方のギルダン=レイはボルジの呪いと共にリヴォのスジャワを目指していた。

骨太ファンタジー第五巻で最終巻。最後まで骨太でした。

本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

セフルとギルダン・レイはケリードに連れられ、リヴォの皇帝に謁見するため首都リアナへと招かれる。ケリードの庇護下に置かれながらもリヴォへの憎しみをたぎらせるギルダン・レイは、リアナを崩落させるための計画を着実に進めていく。一方、セフルはセゲド族の力になるために密かに動くのだが……

本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

対魔力を持つ武器を手に入れるため、ギルダン=レイとともに赤い平原に旅立ったセフルであったが、紆余曲折を経て二人は火の神ソーンへの捧げ物になってしまい、『セゲドの鋼』を鍛えるための強制労働を強いられことになる。そして、ヘン=ジャックの魔呪師チョンベルがギルダン=レイへの復讐を目論み暗躍して……

本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

ギルダン・レイがリヴォの軍人ケリードに身柄を拘束されていることを知ったセフルは、オラの生命魔術の学院を退学して彼に会うために一人旅立った。そして、ケリードと行動を共にするギルダン・レイはケリードの結成した”カルーガ”と呼ばれる偵察部隊の一員に加えられ、アミランテにおいて繰り広げられるオラとリヴォの全面戦争に否応なしに巻き込まれていく。

本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

魔術大国オラの学都で生命魔術を学ぶこととなったセフルは、ヘン=ジャックの禁呪により謎の頭痛に悩む日々を送っていた。一方、皇太子を守りきれなかった事が理由で辺境の国境警備隊の司令に左遷されたギルダン・レイはとある陰謀に巻き込まれ、追われる身となる。
そして、学都で再会したセフルとギルダン・レイは罪人チョンベルの逃亡を幇助したという濡れ衣を着せられ、追う者と追われる者に別れて「塩の沼」での攻防を繰り広げることになる。

本の感想, 作者名 な行西魚リツコ

鍛冶職人の村の娘セフルは村の中で自分の居場所を見つけられず、息苦しい毎日を送っていた。しかし、水神フーレの化身に選ばれてしまったセフルは謎の病に苦しむ王太子メヒトルを救うために王城に向かうこととなる。メヒトルを救うには隣国の魔術大国オラに行く必要があり、セフルはメヒトル、そしてメヒトルを守る近衛騎士ギルダン・レイらとともにオラの大使が提供した疾風船に乗り込みオラに向かう。