オズトゥルク帝国の後宮で日々美を磨くナクシュデルは、ようやく待ち望んだ「皇帝からの初のお召」を受ける。後宮で登りつめることを目標にしているナクシュデルは意気揚々と皇帝を待つが、彼女の前に現れたのは年老いた皇帝ではなく年若い青年士官だった。リュステムと名乗る士官とその先輩が言うには、帝国で革命が起き皇帝は逃亡、ナクシュデルは後宮の他のとともに王宮に置き去りにされたという。成り行きでリュステムの屋敷に保護される事になったナクシュデルは、自分の身の振り方を考えて……
ラブコメといいつつ最後の方はやっぱり小田さんだった(好きだ)。