本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

遠縁の名門伯爵家の老当主の再婚相手に選ばれたリリーは、辿り着いた嫁ぎ先で若い頃に悪魔に取り憑かれた外見年齢が止まっているという伯爵は、リリーが25歳まで仮初の妻として伯爵家に留まるのであれば、自由にしてかまわないという条件を告げる。

思ってたよりバトルな少女小説だった。

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

病で両親を亡くし、結婚させられそうになっていたオルナは森の奥でユニコーン・クインティゲルンに出会う。自称婚約者に迫られ危機一髪のところをクインティゲルンに救われたオルナは、そのままクインティゲルンと契約し、ユニコーンと契約した乙女たちがあつまるレーアの館に身を寄せることになる。

ユニコーンさんが面白かった。

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

榧を助け<焦土の神>を開放してしまったことで、反逆の容疑をかけられたギンレイ王・焔は、裁きを受けるために榧と共にオウドの杜に向かう。しかし、オウドの杜が何者かに襲撃され神の名が奪われるという事件に遭遇してしまい、焔は次の皇帝・霜月と共にその犯人を追うことになる。

槇さまがさすがの一言でした。

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

北の小国ギンレイに逃げ込んだという「罪を犯した」巫女を追って、次代の帝・霜月とその姫巫女・槇がギンレイ王・焔に協力を求めてくる。霜月たちより一足先に見つけた件の巫女・榧に何かしらの事情があると考えた焔は榧をすぐには引き渡さず彼女を保護するという選択をしようとするが……

好青年の王様がよいものでした。

本の感想, お気に入り, 作者名 ま行森崎朝香

南の有力者の一人娘・メルティーナは政略結婚で北の有力者の跡取り息子・フォルストルに嫁ぐ。一目見てフォルストルに恋したメルティーナだが、完璧すぎるフォルストルはメルティーナに対する態度も素っ気ない、メルティーナはフォルストルのためにと心を砕くがフォルストルの態度は軟化することはなかった。

これは良い政略結婚モノっっっ!(ゴロゴロゴロゴロ

作者名 ま行森崎朝香

閃に攻め込まれた済の公主・紅鈴は、閃の国王の寵姫となり自分の国を「売り渡した」済の重鎮と閃への復讐を決意する。しかし、閃の国王は紅鈴の決意を一蹴し、紅鈴の目をそらすために自分の公子から乗馬を教わることを提案する。

花嫁……ちがうやん!

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

公主と同じ名前を持つために、わがまま気ままな公主のお遊びの被害を受け「公主」として王宮で暮らすことになってしまった珠華。いくら公主でないと主張したところで周りの人間が(本物の公主の意に背けないので)取り合ってくれないため、開き直った珠華は「やる気のない弟王」にヤキをいれることにする。

花嫁じゃ、ない!

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

目が覚めたとき、自分の名前すら思い出せず完全な記憶喪失となった曄香。曄香を婚約者だという有力な領主の息子・秋里に壊れ物を扱うかのように大事にされる曄香だが、屋敷の奥で秋里の婚約者として使用人にかしずかれる生活に違和感を覚える。そしてある日、秋里の婚約者を名乗る亡国の公主が曄香の前に現れ……

おめでとさん!という感想でひとつ。

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

幼い頃結婚の約束を交わした士蘭と華羅。時が経ち、結婚の日取りも決まりその日を心待ちにしていた華羅に王宮からの迎えがやってくる。隣国の斤国の王への輿入れの道中で駆け落ちをしてしまったというに公主に代わり、従姉妹の華羅に白羽の矢が立てられたというのだ。斤王と交わした「約束」を信じ、斤に利益をもたらすために奔走する華羅の取った策とは……

予想外の展開でした、今回の花嫁さん。

本の感想, 作者名 ま行森崎朝香

名門武家出身の青年下士官・趙熾嶺は通りがかった街で見かけた巫女見習いの林邑華に一目惚れをする。しかし、都に戻り邑華の存在を忘れそうになった時に邑華が巫女選定の試験を受けるという話を聞いた熾嶺は何かにせき立てられるように邑華の元に向かった。巫女になったらもう二度とその手に入れられない存在となる前にと熾嶺が神殿でとった行動は……

「おまえは阿呆か」(by熾嶺の親友)という言葉が全てを物語っているようなラブストーリーでした。いいぞもっとやれー的な。