本の感想, お気に入り, 作者名 な行永瀬さらさ

バイオリニストのミレアは念願のドイツェン宮廷楽団に入団し、成り行き上、公爵家の跡取りかつ第一楽団の指揮者アルベルトと「求婚者よけ」の婚約者になってしまう。ミレアを下僕扱いする偉そうなアルベルトに反発を感じるミレアだが、アルベルトのアドバイスをうけて、第二楽団の仲間とともに切磋琢磨していく。一方、「養護院から見出された伯爵令嬢」というミレアの出自をさぐる動きがあり……

おもしろかった!良い少女小説!

つれづれまとめ

2016年に読んで面白かった本を10シリーズほど上げてみます。

※順番は2016年に該当シリーズを一番最初に読んだ順(だいたい)。
※書影や感想は、2016年に読了したものを挙げております。
※ほとんど電子書籍でした。電子書籍バンザイ。

つれづれ

あけましておめでとうございます

2017年も出来る限りサイトその他の現状維持を目指そうと思いますので(志が低い)、今後共よろしくお願いいたします。

2016年の夏頃から、まさか巻き込まれないだろうと余裕で傍観姿勢を取っていたプロジェクトに突っ込まれてあれよあれよという間にお仕事が大変なことになってしまい、まーこの会社いる限りはないだろうなーという斜め上の展開まっしぐらとなってしまったのでいろいろとその、現実の理解が追いついていないのですが、死なない程度に頑張っていきたいと思います。めったにできない経験をさせていただいているという点では非常にありがたいんでその点の恩恵は十分満喫しようとは思っております。そして、私は仕事に生きるしか選択肢がなくなったので覚悟を決めて残りの人生を生きていきたいと思います。

そしてその余波で各種チケット争奪戦には参加してもしょうがない状況になっているので、観劇はしばらく強制的にログアウト。うまいことタイミングが合えば見に行くことを楽しみに日々生きております。宝塚の本公演の全観劇を始めたのはだいたい10年前、月組のじゃじーな妖精な話だった……ちょうど10年でキリもいいかな……よかないけど。

今までのメインの趣味については若干不便な日々ですが、まあこれも人生と適当に生きながらえながら楽しんで行きたいと思います。人生楽しまなきゃ損ですよねー。

本の感想, 作者名 や~わ行・他吉村りりか

双子の兄と家出同然での巡礼の船旅の途中、嵐に巻き込まれ船が難破し兄セバスチャンとはぐれてしまったヴィオラ。しばらく生き延びるため、男装してシザーリオと名乗り、気難しい公爵オーシーノの小姓として使えることにする。オーシーノは伯爵令嬢オリヴィアに求婚しており、オーシーノに代わりオリヴィアに求婚の言葉を伝えにいったシザーリオ(ヴィオラ)にオリヴィアは一目惚れをする。

男装は時を超える……

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行藍川竜樹

辺境の修道院に預けられ、修道院の運営費用を稼ぐために「聖女」を演じ続けているルチア。ルチアの血に奇跡が宿るという設定のため、常に貧血状態で死にかけていたルチアだが、ある日修道院に皇太子クラウディオが訪れ、ルチアを連れて教皇に面会しにいくという。偽物聖女であることがバレる前にクラウディオのもとから逃走しようとするルチアだが、クラウディオと行動するうちに……

引き続きおもしろかったー!

本の感想, 作者名 あ行秋杜フユ

魔術師の元締め、かつ現王太子妃の実家・ルビーニ家に引き取られ実の娘同然に育てられたアメリアは、お世話になっているルビーニ家への恩返しのためと、ルビーニ家と付き合いのある商会の主(かつルビーニ家の親戚)との結婚を考える。アメリアを溺愛する兄二人は、アメリアの結婚には大反対で……

初手のお陰でお兄ちゃんが逃げ切ったお話。

本の感想, 作者名 ま行宮野美嘉

吉報に湧くコルドン家に、コルドン家が封印を施していた悪霊の魔女復活の知らせがもたらされる。一人対応に向かったジェイクを追ってサアラが出発し、そのサアラを連れ戻すという名目でエリオスまでもが現地に向かう。さらに、コルドン家に加えてギルとミゼルカまでもが魔女への対応を要請されたとやってきて……

これ以上はないという大団円でした。

本の感想, 作者名 や~わ行・他吉村りりか

モンタギュー家の跡取りロミオは女性にモテるが特定の恋人を作らず幼馴染とともにフラフラしていた。ある日忍び込んだ仇敵キャピュレット家のパーティーで、ロミオはキャピュレット家の一人娘ジュリエットと出会い、恋に落ちる。周囲に内緒で二人は結婚するが……

少女小説仕様のロミオとジュリエット、面白かったです。

本の感想, 作者名 あ行秋杜フユ

政略結婚でアレサンドリアに嫁いできたティファンヌ。釣り合う年齢の男性独身王族がアレサンドリアにいないということで、光の巫女の専属騎士レアンドロに嫁ぐことになったティファンヌだが、レアンドロからはティファンヌは光の巫女の次、二番目にしかなりえないということを早々に宣言される。故国で地味に目立たず暮らしていたティファンヌはこれ幸いと腹心の侍女を連れて趣味の覗き見(と妄想)に励み……

コメディと思ってたらシリアス展開で不意をつかれました。

本の感想, お気に入り, 作者名 あ行藍川竜樹

拡大をつづけるブルク帝国の花嫁として嫁ぐことになったアルディナの王女ヘルミナだが、彼女自身はこの年まで生きていること不思議なくらいの虚弱体質かつ病気持ちだった。ブルク帝国に半死になりながらたどり着いたヘルミアは、結婚の日までの世話係としてヘルミナ付となったカエサルが皇帝への反旗を翻そうとしていることに気付く。カエサルの同士として自分を迎えるようもちかけたヘルミナをカエサルは……。

おもしろかった!少女小説ヒストリカルロマンはよいものだ……!