本の感想, 作者名 さ行瀬川月菜

常に空腹を抱え、毒も薬も効かずありとあらゆるもの(食べ物以外も含む)を食べるても満たされることのない地方の伯爵令嬢リヴィアは、王宮に勤める姉の誘いを受け王太子シオンの毒見役として出仕することになる。親しい人から毒殺されそうになったことから食事ができなくなったシオンだが、リヴィアの食に対する執念と前向きさから徐々に本来の性質を取り戻していった。

思ってたより悪食で、ヒロインそれでいいのかと思いながら読んでました(ほめています)

本の感想, 作者名 さ行桜あげは

リカルドとの婚約が認められ、ブリトニーはリカルドとともにハークス領に戻りリュゼの下でハークス領の経営の携わっていた。そんな中、出奔していたブリトニーの父が愛人とともに突如ハークス領に帰還する。正当な領主は自分であるというブリトニーの父は、ブリトニーを王室に差し出すという約束までしてきてしまいハークス領に混乱をもたらす。

ダイエットしてはリバウンドを繰り返す転生令嬢物語、最後までリバウンド繰り返してて徹底してました。

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行桜あげは

リカルドと心を通わせつつダイエットとリバウンドを繰り返しながら無事社交界デビューを果たしたブリトニー。そしてほぼ同時期にブリトニーの破滅のカギになりかねない「物語のヒロイン」のメリルも第二王女として表舞台に姿を現す。自身の破滅の回避のために第一王女アンジェラを更生させ、そのほか取れる手段をとってきたブリトニーだが、女性のすべてを敵に回すようなメリルの言動に翻弄される。

(元の物語上の)悪役サイドの心情がわかる、わかるわ~というやつでした。

本の感想, 作者名 さ行新海誠

九州の港町で叔母と暮らす女子高生の鈴芽は、廃墟をさがしている青年・草太と登校中に出会う。草太に請われるまま、廃墟の場所を教えていったんその場で別れた鈴芽だが、草太のことが気になり、彼を追って廃墟に向かい、廃墟の中で不思議な扉を見つける。その扉の近くに落ちていた「石」を鈴芽が拾ったことから、鈴芽の不思議な旅が始まる。

そこはそういう背景だったのかーというところが何点かあって答え合わせみたいだなと思いながら読みました。

本の感想, 作者名 さ行十帖

転生前からの筋金入りの腐女子の侯爵令嬢フィニは自国の国王ロランをネタに日々妄想を繰り広げ、ついには自領で即売会まで主催するほど腐女子ライフを楽しんでいた。しかし、フィニの作品(ロランに関する妄想の結晶)を「フィニがロランにあこがれている」と誤解した父の手配で、未だに妻帯していないロランの後宮に入ることになってしまったフィニだが、ロランをまじかで拝めるチャンスと

(ヒロインの)壁エンドと半ば信じていたのにちゃんと少女小説だった!(面白かったです)

本の感想, 作者名 さ行シロヒ

様々なトラブルから延期されていたカイゼルとツィツィーの結婚式の準備が本格化し、ツィツィーの花嫁衣装を作るために話題の仕立て屋を呼ぶことになる。そして時を同じくして、カイゼルがツィツィーのために手に入れた宝石のとある問題から、カイゼルの養父の領地に向かうことになったカイゼルとツィツィー。しかし、カイゼルと養父の関係はあまり良くないようで二人の関係にツィツィーはこころを悩ませる。

相変わらず二人とも可愛らしくてほっこりしました。

本の感想, 作者名 さ行さくら青嵐

医大を卒業してすぐに難民キャンプに派遣されたアイシャはゲリラの襲撃にあい死を覚悟するが、気がつくと四百年前の「パドマ」になっていた。二人の王太子と婚約し、初の女性医師として戦場で医療活動を行うなど活躍していたが最後は若くして非業の死をとげたパドマは、このとき一人目の婚約者であるエドワードの主治医としてエドワードの屋敷に向かう途中だという。

俺たちの戦いはこれからだ!で幕が閉じたので続き、続きが必要です……

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行染井由乃

リーンハルトのもとを逃げ出したレイラは、ルイスに捕らえられ塔に監禁されてしまう。妹の起こした不祥事から妹と公爵家を守るためにルイスのものになることを迫られたレイラはどう行動するべきか悩むが、ルイスが定めた回答期限が刻一刻と近付いてくる。

ハッピーエンドだった!

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行染井由乃

事故に巻き込まれ2年間の昏睡状態から目覚めたレイラは、婚約者であった王太子ルイスはレイラの妹ローゼと結婚間近となっており、しかもローゼはルイスの子供を身ごもっているという事実を突きつけられる。非の打ち所のない完璧な公爵令嬢としてつらい日々に耐えてきたレイラは、自身の存在意義をなくし修道院に駆け込むことを決意するが、修道院に辿り着く前に魔術師リーンハルトに保護される。初対面のときから何故かレイラに求婚してくるリーンハルトと、その妹の家族と過ごすうちにリーンハルトに惹かれるレイラだが……

壮絶なすれ違いの物語でつらい(おもしろいです)

本の感想, お気に入り, 作者名 さ行千花鶏

花街で化粧師として働いているダイのもとに、ダイを女王候補マリアージュのお抱え化粧師として迎え入れたいというヒースが訪ねてくる。ヒースの申し入れを受けることにしたダイだが、マリアージュは女王候補の中でも一番女王に遠いと言われる少女であった。

おもしろーい!