香港の領事館に赴任している新人外交官の水城秋穂は、自分の職種に求められる役割と、新人かつ女性という理由から実際に割り振られる仕事との乖離に悩みつつも日々業務に取り組んでいた。ある日、領事館に妻が突如行方不明になったという男性が相談にやって来る。紆余曲折を経て警察から出向している木内とともに行方不明事件に関与できることになった秋穂だが、事件の黒幕である香港の有力黒道組織の幹部・袁立花に気に入られてしまう。
スリルとサスペンスと重たい愛のお話
少女小説中心の腰抜け読書感想文サイト。たまに観劇(主に某歌劇)の感想が混ざっていたこともありました。
スリルとサスペンスと重たい愛のお話
コバルト文庫(少女小説)の、王道王宮モノ(今回あんまり王宮にいないけど)だ!と思いました!
終盤の展開が予想外のところから進んでいってとにかくすごかったです。
面白かった~はあ、満足(だけど1巻ラスト付近の展開がひどかった(褒めてる)ので生殺し状態)
やっぱり金星特急は面白い、とゾクゾクしながら読んでました。
「デレない腹黒はいない」、これは真理・・・・・・
悪役令嬢モノのシリーズではなかったのに悪役令嬢モノのムーブメント(笑)。
まっすぐなエスメとエスメに影響を受けて若干丸くなっていくサミュエルがよかった!
最初から最後まで常時安心して読める可愛いお話でした。
読めば旅に行きたくなるシリーズ・金星特急の威力は相変わらずでした(今とても旅がしたい)